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- 黒田官兵衛
- 21/03/05 19:03:19
ネット交流サービス(SNS)に自殺願望を書き込んだ東京都の少女(19)からの依頼で殺害しようとしたとして、警視庁捜査1課は6日にも、東京都葛飾区東水元、無職、須藤昭雄被告(46)=営利目的等誘拐罪で起訴=を嘱託殺人未遂容疑で再逮捕する方針を固めた。
捜査関係者によると、少女は1月下旬にツイッターに「自殺をしたい」と書き込んだ。「手伝ってあげる」というメッセージを送ってきた人物と合流して自宅に連れて行かれたが、2月2日に近くの交番に駆け込んで助けを求めていた。
警視庁が経緯を捜査したところ、須藤被告が1月31日に足立区内で少女と待ち合わせ、車に乗せて自宅に連れて行った疑いが浮上。2月13日に身体への加害目的で誘拐したとして逮捕していた。その後の調べで、1人暮らしの自宅アパートの一室で、少女の首を絞めたり、練炭に火をつけたりして殺害しようとした疑いが強まったとしている。これまでに「自殺を手伝おうと思った」と供述しているという。
少女は「家に帰りたい」「生きたい」などと激しく抵抗し、解放されたという。けがはなかった。須藤被告は5日に起訴された。営利目的等誘拐罪は、生命や身体への加害目的で誘拐した場合にも適用され、1年以上10年以下の懲役が規定されている。【最上和喜、土江洋範、鈴木拓也】
https://mainichi.jp/articles/20210305/k00/00m/040/186000c
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