- なんでも
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そもそも森氏の後任について、ネット上では「女性にしなければ世界に示しがつかないのではないか」など多様性をアピールできる人事の方がよいという意見もあれば、「“女性”を理由にするのは選ばれた人に失礼ではないか」「男性でもジェンダーやダイバーシティをきちんと理解しているならばいい」「ジェンダー平等をアピールするために女性を起用するのは安直だ」など賛否両論が出ていた。
しかしこれは、「一体何度めなのか」と言いたくなるような論点だ。後述するが、日本において政治や経済の重要な意思決定層に女性が少なすぎることは、これまでもずっと国際社会で指摘されてきた。政府が「女性の活躍」を掲げながら、クォータ制の導入には消極的であり、このことが議題になるたびに「女性に下駄を履かせるな」「能力のある人間を登用すべき」とかき消されてきたのだ。
橋本聖子会長は“ガラスの崖”に立たされている
橋本聖子新会長の置かれた状況を「ガラスの崖」ではないかと心配する声も見られる。
「ガラスの崖」とは、失敗する可能性が高い危機的状況のときに、女性が男性よりもリーダー的ポジションにつきやすい現象のことを示す。
wezz-y 2月22日 配信- 0
21/02/23 00:38:17