- ニュース全般
- 毛利勝永
- 21/02/09 22:49:31
台湾北部・桃園市にある衛生福利部桃園病院(部立桃園病院)におけるクラスター(集団感染)の拡大を受け、教育部(日本の文科省に類似)の潘文忠・教育部長(文部相)は3日、109学年度(2020学年度)第2学期が始まる前のキャンパスの消毒強化など環境の安全性を高めるため、高校以下の学校の第2学期の始業式を4日遅らせて2月22日に延期すると明らかにしました。
その影響で家で12歳以下の子どもの世話をする必要のある保護者は、18日から21日まで、「防疫世話休暇」をとることができます。労働部の規定によれば、雇用主は、「防疫世話休暇」を認める義務があり、皆勤手当てを引いてはいけません。人事行政総局も、各行政機関は、「防疫世話休暇」を拒絶することができない。「防疫世話休暇」をとったからと言って公務員の人事評価を低くすることもできない。「防疫世話休暇」のために減俸することもできないと規定しています。
今年の旧正月の連休は、2月10日から2月16日までです。2月17日は仕事始めの日です。高校以下の学校の第二学期は2月18日に始まります。旧正月連休が終わってすぐ新学期が始まるわけです。
教育部の潘文忠・部長は、仕事始めの次の日に新学期が始まる。キャンパスの消毒作業を完全に行うことができない可能性があると懸念を示し、キャンパスの環境衛生と安全性を確保するため、新学期の開始を4日繰り下げて2月22日に、そして新学期の最終日を7月2日に延期し、7月3日から夏休みを始める決定を明らかにしました。小中学生と高校生らがすべて安全な環境で勉強できるようにするのが狙いです。
しかし、大学・大学院などはすべて2月22日以降に新学期が始まるということです。なお、7月1日から7月3日まで行われる予定の大学入試も、新型コロナウイルス感染症の影響で、7月3日から7月5日までに延期されますが、試験の範囲は変わっていないということです。
https://jp.rti.org.tw/news/view/id/93307
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