- なんでも
- ムルコギ
- 21/01/15 17:06:41
全世界の韓流ファンの数が1億人を突破した。既存の韓流拠点だったアジアではなく、北米・ヨーロッパが韓流拡大を主導していることが分かった。
韓国国際交流財団が14日に発刊した「2020地球村韓流現況」によると、世界各地の韓流ファンの数は前年比約545万人増の1億477万7808人と集計され、昨年9月の時点で1億人を超えたとのことだ。1億人を超えたのは2012年の調査開始以来、初めてのことだ。この数値は、98カ国の在外公館を通じて入手した現地のインターネット韓流同好会会員現況の資料を合算したものだ。
このうち、南北アメリカの韓流ファンは約1580万人で、約365万人増えた。特に約66万人増加した米国は韓流同好会会員670万人を抱える北米最大の韓流大国になった。規模に基づくこれら組織の活動が、韓国の男性アイドルグループBTS（防弾少年団）の米ビルボード・チャート1位達成にも貢献したとの分析がある。ランキング集計方式を分析したファンたちが、音楽配信売上やオンライン再生回数実績を引き上げさせ、韓国人歌手にとって劣勢のラジオ放送回数による点数を補うなど、戦略的攻勢を展開したからだ。
前例のない感染症が韓流拡大に一役買ったという主張もある。多様なオンライン活動を通じて全世界の韓流同好会1835グループがいっそうより強く団結し、体系化された集団に進化したということだ。例えばK-POP同好会は大きく分けて4つに分化した。歌詞などを自国語に変えて紹介する「翻訳」、ミュージックビデオや歌詞の意味を説明する「解釈」、韓流コンテンツ消費者の多様な反応をまとめて配信する「リアクション映像」、歌手のダンス・歌をまねる「カバー」（cover）の4つだ。世界韓流学会側は「このような動きが韓流享受の最大の壁である『韓国語』を順調に乗り越えられるように助ける踏み切板や飛び板のような役割をした」と説明している。
その一方で韓流前哨基地と言われるアジアの韓流ファンは初めて減少に転じた。中国では限韓令などの影響で同好会の会員数が約1000万人減少した。同財団側は「アジア地域の規模縮小や、ヨーロッパ内の韓流ファンのロシア偏重などの問題に対する対策を立てなければならない」としている。
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