片倉小十郎井伊直政
青森県警の男性警察官が、新型コロナウイルスに感染した可能性が高いと知りながら来店し、営業上の損害を被ったとして、十和田市内の居酒屋とクラブの両経営者が計約550万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が12日、青森地裁(佐々木耕裁判官)であった。警察官側は請求棄却を求め、争う姿勢を示した。
訴状によると、警察官は昨年7月14日夜、他の警察官4人とともに両店に来店、翌15日に検査で陽性が判明し、両店は12~14日間の休業を余儀なくされたとしている。
原告側は、警察官が来店前に陽性者の出た派遣型風俗店(デリバリーヘルス)を利用したことを指摘、店に損害を与える予見可能性が認められると主張している。
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