お母さんありがとう

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  • 21/01/12 22:41:28

父はいまだ大して変わらないけど、幼稚園の時から母が重労働で家を支えていることを知っていた。
働きぶりが凄まじいので、僕まで社長さん一家に大事にされていた。
母は家庭の都合により、高校に入るまで兄弟がいることすら知らなかった。
父は裕福な家庭出身で、ドラ息子だったが祖父が経営者で息子たちが湯水のように浪費するので、
「嫁は庭の隅からとれ」ということで、当時珍しい電子計算機のプロの母に頼み込んで結婚。
祖父は心労がたたり、僕が生まれる前に破産して死んでしまった。
母は一家離散のため、親戚がいない。味方がいない。
親父は九州人。亭主関白で靴下も投げっぱなしのような人。
僕の入学式は、引っ越したばかりのいえで家の鍵は親父しか盛って居らす親父しか持っていない。
サプライズで入学式に、数少ない母の親戚が来てくれたが、なんと宮島に連れて行って
母と僕は家の鍵もなく、なんと新居に入れない。
当時僕は身体能力がよかったのか、二階まで素手でよじ登り鍵を開けようとした。
見事に鍵が全部閉まっており、見かねた近所の人に家の招かれた。
親父と兄貴が「あー宮島楽しかった」さすがに殺意を感じたね。
ちなみに兄貴とは相性がいいらしく、「長男は大学行かすが、お前は知らん」という事で
僕はいったん社会に出て、命がけで外国船の仕事でしながら英語から何から勉強した。
親兄弟にどうせお前はバカだと馬鹿にされながら、国立大学に合格。成績優秀で授業料全額免除。
さすがに大学院はお金が切れて、奨学金は借金で今でも死にそうだ。
自分が意外と優秀だと励ましてくれた教官たちに感謝している。
それまで僕はバカだと実の父と兄にいわれつづけたんだから。
愛する女性はいた。でも苦労するのが目に見えたから、生木を裂くように別れは辛かった。
今は病気をして実家暮らしだが、傍若無人暴力親父を母から守り、体を張ってぶん殴り返せるようになってよかったと思う。
愛する人よ、俺など忘れて幸せになってくれ。俺はもう仕事も健康も金もない。
心臓が悲鳴を上げてあの世に行きかけた。でも命の限り戦ってやる。

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