• No.1 里見義堯

    20/12/11 21:39:19

    ネパールの大地震で山が縮小した可能性を考慮し再測量

     山は、構造プレートが移動するため、実際には時間の経過と共に標高が高くなる可能性があり、1世紀ごとに約0.5メートル成長すると言われている。

     しかし、2015年のマグニチュード7.8を記録したネパール大地震では、山間部で激しい雪崩が発生。

     山のベースキャンプの一部が埋没する事態を引き起こしたことで、主にカトマンズの北側に位置し震源近くだったランタンヒマラヤなどの山頂が、地震後には1メートルほど低下していることがわかり、エベレストも縮小した可能性が高いとして新たな測定を実施することにしたようだ。

     そこで、2019年春、2年にわたり訓練を受けたネパールの測量チーム4人と山岳ガイドが、現地時間3時という厳しい寒さの中での山頂へ向けての夜間登山を敢行した。

     主任測量士は、この時凍傷を起こし、足のつま先を失った。しかし最高峰を測量することは大きな成果を意味することであり、ネパールの調査部門スポークスマンは「我が国が独自で測定を試みたことはこれまでなかったことであり、今回の調査はネパールにとって歴史的な成果だ」と述べた。

    衛星データと三角法で測量

    一方、中国の測量チームは今年5月に山頂まで到達。コロナのパンデミックにより山が閉鎖された後登山した唯一のグループとなった。

     両国の測量チームは、それぞれ衛星データと三角法を使用して測量。専門家によると、同時に測量していないため微妙な誤差は避けられないようだが、最も正確に近いと思われる最確値が8848.86であり、今回の公式発表に至ったというわけだ。

     エベレストの標高が変わるのは、今回が初めてではないように、おそらく最後でもないだろう。しかし、ネパールと中国の両国が尽力した測量によって新たな記録が打ち出されたという事実は、やはり大きな歴史的成果であるといえよう。

     ちなみに日本最高峰の富士山だが、江戸時代に伊能忠敬が測った高さは3928メートル。地上での距離と方位、見上げた角度から計算したそうだ。

     その後何度も測量が繰り返され、現在は3775・51メートルとなっている。

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