- ニュース全般
- 織田信長
- 20/11/22 12:32:19
「豚違法解体」ベトナム人ら不起訴に。遠のく家畜窃盗の真相解明と深まる分断
2020年11月19日
豚を違法に解体したとして、と畜場法違反容疑で10月に逮捕されたベトナム国籍の技能実習生の男性4人に対し、前橋地検は全員を不起訴処分にしたと報じられ、多くの非難の声があがっている。
報道によると、4人の中には「豚を切って内臓を取った」と容疑を認める者がいるいっぽう、否認する者もいたという。また、豚の毛は見つかったが、解体した客観的な証拠は見つからず。さらにSNSに投稿された解体の様子の画像から投稿日はわかったものの、実際に解体した日の特定には至らなかったとしている。
なお前橋地検は、不起訴にした理由を明らかにしていない。
■「これだから日本はナメられる」との声も
北関東で相次いでいる家畜の窃盗事件との関連も疑われたこの事件。しかし、それに関しては何ら進展せぬまま決まった不起訴処分に、ネット上は「どうして不起訴なのか」「前橋地検は無能」といった批判であふれている。(略)
そのいっぽうで、と畜場法違反のルートから窃盗容疑まで辿っていくのはそもそも難しかったのでは、といった意見も。また窃盗事件の全貌解明には繋がらなかったものの、警鐘を鳴らす意味では意義があったと評価する声もあった。
■強制送還を求める声が多数も実際は?
いっぽう、今回不起訴になった4人に対しては「強制送還になるんだよね」といった声も。なかには、もし起訴すれば血税から裁判費用が賄われてしまうため、不起訴にして国外退去にするのではという意見もあがっている。(略)
豚の違法解体に関しては、埼玉でも同様な事件があり、ベトナム国籍の男性1人が11月にと畜場法違反容疑で逮捕されている。と畜場法違反容疑に関しての処分はまだ決まっていない模様だが、実はこの容疑者はすでに出入国管理法違反の疑いで逮捕され、その後起訴されているという。
入管法違反で起訴になったとなれば強制送還の対象となるようだが、今回の群馬の件に関しては入管法で逮捕されたといった話は無く、と畜場法違反で捕まったのみ。そのうえ不起訴となっているため、強制送還になるかどうかはまだ不透明だ。(以下略)
MONEY VOICE
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