- ニュース全般
- 宇喜多直家
- 20/10/06 09:08:52
彼氏から女性器に接着剤を注入されたと訴えた女に有罪判決 元カレを陥れるための自演?
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12184-200054267/
恨みを抱いた相手に対し、復讐したいと思うのはある意味自然な感情かもしれないが、海外には、驚くような方法で相手を陥れようとした人がいる。
スペイン・レオン州の裁判所が、元カレに性的暴行されたと虚偽の申告をした女に対し、有罪判決を言い渡したと海外ニュースサイト『Daily Mail』および『International Business Times』が9月4日までに報じた。
〈4人と浮気した妻に激怒の夫、妻の陰部を接着剤で閉じる 「やりすぎ」の声も https://npn.co.jp/article/detail/200001720〉
記事によると、スペイン警察は2016年10月、36歳の女から「性的暴行された」と通報を受けたという。女の話によると、女は自宅外で、36歳の元交際相手の男性らに誘拐されたと訴えたそうだ。女は黒い車に乗せられ、車で1時間ほどの場所に連れて行かれたと主張。現地に到着すると、男性らは女の目をストッキングで覆い、ダクトテープで縛り上げた後、女の性器に接着剤を入れるなど性的暴行をはたらいたという。女は半裸状態でそのまま放置されたと警察に説明した。
女の訴えを受けて、警察は男性を逮捕するも、3日後には釈放したそうだ。事件を調べていくうちに、女の話に不審な点が見受けられたという。警察は、接着剤など証拠品が販売されていたスーパーを突き止め、店の防犯カメラを確認したところ、接着剤、ストッキング、ダクトテープ、包丁など「誘拐道具」を購入する女の姿が映っていた。さらに女の主張する犯行現場付近の防犯カメラには、ゴミ収集車しか映っていなかったという。
警察は、女が元交際相手を陥れるために暴行をでっち上げたとみて、今度は女を逮捕、起訴した。女は容疑を否認しているようだ。今年初めに開かれた裁判で女は、元交際相手を罰する目的で、性的暴行を受けたなどとウソの報告をしたとして虚偽告訴罪で有罪に。禁固刑10年と、約315万円の賠償金を男性に支払うよう命じられたという。
このニュースが世界に広がると、ネット上では「女性は怖い」「男に復讐するには画期的な方法。ここまで体を張られると女の話を信じてしまう」「男性が逮捕されたのは、Me Tooムーブメントの影響もあるな」「暴行をでっち上げるにしても、他に方法がある。接着剤をあそこに入れるなんて、度を超している」「ここまで女に恨まれるとは。男は女に何かしたんだろう」「男が女を振ったんだろう」「痴漢冤罪と同じくこの手の冤罪は、男のダメージが大きい。300万の賠償は安すぎる」といった声が挙がった。
海外には、恨みを持った相手を陥れようと被害者のふりをした人が他にもいる。
アメリカ・カリフォルニア州の裁判所は2017年10月、夫の元彼女から嫌がらせを受けたなどと虚偽の申告をした女に対し、有罪判決を言い渡したと海外ニュースサイト『KTLA5』および『Daily Mail』などが伝えた。
記事によると、警察は、当時32歳の女から、夫の元交際相手で当時30歳の女性(以下元彼女)に嫌がらせを受けていると、たびたび報告を受けていたという。女と夫は2016年1月、ネット上で出会い、その1カ月後に結婚。夫と元彼女は、2015年8月に婚約解消して別れている。女の話では、元彼女から殺害をほのめかすようなメールを受け取ったり、アダルト系出会い系サイトに勝手に登録されて、サイト利用者の男性から性的暴行を受けたなどと訴えたという。女の訴えを受けて、警察は2016年7月、元彼女を逮捕したそうだ。捜査が開始されてすぐに女のウソが続々と発覚。証拠集めに時間がかかった様子で、元彼女が釈放されたのは逮捕されてから約3カ月後だった。その後、警察は、元彼女を陥れようとした女を虚偽申告の疑いで逮捕した。2017年10月に開かれた裁判では、女に5年の禁固刑が言い渡されたという。
自ら被害者を演じて、相手を陥れようとしても、ウソはバレてしまうものだ。相手を恨む気持ちを消すのは難しいかもしれないが、冷静さを失って行動を起こせば、取り返しのつかない結果を招いてしまう。
2020年09月12日 06時00分
リアルライブ
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