- なんでも
- 陶晴賢
- 20/08/28 08:10:18
人気コンビ「内海桂子・好江」で活躍し80年以上にわたり現役を続けてきた東京漫才界の大ベテラン、漫才協会名誉会長の内海桂子(うつみ・けいこ<本名・安藤良子=あんどう・よしこ>)さんが22日、多臓器不全のため亡くなった。97歳。葬儀は近親者で営んだ。
東京・浅草生まれ。38年、高砂家と志松・雀屋〆子のコンビで初舞台。戦後の50年、内海好江さん(97年、62歳で死去)とコンビを組み、58年にNHK漫才コンクールで優勝。以降、東京漫才の第一人者として人気者に。得意ネタに「日本烈婦伝」「オペラは楽し」「唐人お吉」など。
好江さんの死後は1人で舞台に立つ一方、漫才協団(後に漫才協会に改称)会長として笑組、ロケット団、ナイツなど若手育成にも力を入れた。99年には24歳年下のマネージャー、成田常也さんと再婚して話題となった。著書に「桂子八十歳の腹づつみ」など。勲四等宝冠賞、紫綬褒章、芸術選奨文部大臣賞(82年、漫才では初)、NHK放送文化賞などを受賞した。
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