- ニュース全般
- 前田利家
- 20/08/26 09:55:24
【要約】
・8月23日、河野防衛大臣が皇位継承に関する考えを語った。
・「男系が継承されていくことが一番望ましいが、今のままでは秋篠宮殿下と悠仁親王殿下しかいらっしゃらないのが現状。現皇室で男系継承を維持していくのはかなりのリスクがあると言わざるを得ない。やはり万が一という事態を想定しておかなければいけない」
・「例えば内親王殿下、女王殿下が女性宮家として皇室に残られ、そのお子様が皇位を継承するというやり方もある。あるいは旧宮家の男子が宮家を復活させるか、養子に入るか。養子に入るのならば、皇室典範の改正が必要だ。この二つくらいの選択肢を考える必要があると思う」
・「日本国憲法第1条には"天皇の地位は国民の総意に基づく”とあるので、やはり国民の広い議論、国民の支持が必要になると思う」
・「直面している皇統の危機について、国民の皆さんにご理解いただいて、なるべく早い段階で万が一のときのどうするのかをしっかり考えていただくことが必要なのではないか」
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「皇統の危機について国民の皆さんにご理解いただき、なるべく早く議論を」河野防衛相
2020.08.25 11:29
河野太郎防衛大臣は25日午前の記者会見で、23日夜のインターネット番組で皇位継承に関する考えについて言及したことについて説明した。
河野大臣は、「『半沢直樹』の視聴率が1.2%減ったそうで、それは(私の番組とは)あまり関係ないと思いますが」と切り出し、
「わが国の皇室はずっと男系で継承されてきているので、男系による皇位継承が続くのが一番望ましいと考えている。ただ現状は秋篠宮殿下、次の世代は悠仁親王殿下しかいらっしゃらないのが現状。現皇室で男系を維持していくのはかなりのリスクがあると言わざるを得ないだろうと思う。男系が継承されていることを強く期待するものだが、やはり万が一という事態を想定しておかなければいけないと思う。今の日本国憲法第1条では、天皇の地位は国民の総意に基づく、とあるので、やはり国民の広い議論、国民の支持が必要になるんだろうと思う」とコメント。
その上で、「例えば内親王殿下、女王殿下が女性宮家として皇室に残られ、そのお子様が皇位を継承するというやり方もあるでしょうし、あるいはGHQによって皇籍を離脱することになった旧宮家の男子が宮家を復活させるのか、養子に入るのか。養子に入るのも皇室典範の改正が必要だ。この二つくらいの選択肢を考える必要があると思う。
もちろん、それ以外にもクローンとかおっしゃる方がいるかと思うが、あまり現実的かどうかはわからない。また、1428年に御即位された後花園天皇の弟君が伏見宮を継承されて、その血筋の方々なので、600年前に男系が分かれたのが旧宮家。そういう家の男子を戻す、あるいは復活させることに国民の合意、支持が得られるのか、という議論も当然ある」と指摘。
「直面している皇統の危機について、国民の皆さんにご理解いただいて、なるべく早い段階で万が一のときのどうするのかをしっかり考えていただくことが必要なのではないか」とした。(ANNニュース)
ABEMA TIMES
https://times.abema.tv/posts/8621352
【映像】皇位継承問題に言及する河野大臣
https://abema.tv/video/episode/89-93_s10_p4920
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