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- 山中鹿之介
- 20/07/19 18:03:48
ビジュアル系ロックバンド・ジャックケイパーのドラム・秀馬(しゅうま)がPCR検査で陽性と診断されたことが19日、明らかになった。
同バンドは、今月8日と12日に東京・高田馬場でライブを開催。17日には、ボーカルの飛炉(ヒロ)が、新型コロナに感染したことが判明しており、新たにドラムの秀馬がPCR検査で陽性という結果になった。
さらに、20日に保健所のPCR検査を行うギターの李九(りく)も味覚と嗅覚が無い状態ということを、自身のYouTubeチャンネル『ジャックケイパーちゃんねる』で公表した。
両日のライブについて、保健所の判断によると、ステージと客席間にビニールシートを設置し検温や問診票、消毒、常時マスク着用と感染対策が行われていたことから、来場したファンは濃厚接触者にはならないとのこと。
しかし、舞台裏では、メイクや撮影時にマスクを外す時間帯があり、さらにメイク道具の使い回しやメイクスタッフとの接触などがあるため濃厚接触も考えられる。
ジャックケイパーは、今年4月に東京・渋谷でマスクを配るなど、コロナ対策の意識は高く、同ライブでは全てのガイドラインを守っていただけに、舞台裏での感染対策が盲点となり、感染が拡大した可能性が高いともいえる。
なお、ジャックケイパーのそのほかのメンバーとスタッフら濃厚接触者は、すでに自宅隔離状態としている。
『ガイドライン順守での感染者発生事例』のリアルな情報発信について、「メイク道具の使い回しは盲点だった」「舞台裏についてさらなる注意喚起をしたい」とライブハウス関係者は語っている。
(オリコン 07/19 17:07)
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