少年院の法務教官を起訴 懲戒免職に

合成麻薬ＭＤＭＡを所持していたとして、瀬戸少年院の教官が起訴されました。


　麻薬取締法違反の罪で起訴されたのは、愛知県瀬戸市にある瀬戸少年院の法務教官専門官中川裕介被告（31）です。

　起訴状によりますと中川被告は先月、瀬戸市の自宅で合成麻薬ＭＤＭＡ1錠を所持していたとされています。

　瀬戸少年院は17日付で中川被告を懲戒免職としました。

　瀬戸少年院の岩浪健院長は「矯正行政に対する信頼を損ねたことを国民の皆様におわびする」とコメントしました。