• No.2 昭和

    20/07/07 17:49:47

    続き

    果たしてそれだけの大金を払う価値はあるのだろうか?

    芸能事務所関係者
    「5位圏内を一か月キープすると約2~3億ウォン稼げます」

    オーディション番組出身歌手
    「著作権料を受け取って知ったのですが、かなりの収入になります。不正をする理由が分かる気がします」

    ■業者が順位を上げる方法

    「業者はフォロワー数十万、数百万を持つSNSを所有もしくは提携しています。そこに投稿すれば速い速度で拡散して、音源検索量も増え順位が上がる。これが彼らのやり方です」

    業者は多数のフォロワーを持つSNSに順位を上げたい歌手の動画を同時多発的に投稿

    仲の良い友人に紹介するかのように「#私の話みたい、#超共感、#映像美炸裂、#名曲」などのハッシュタグをつけると、早い速度で拡散していくという。

    その中の一部でも音源サイトで音楽を聴けばチャートが急上昇する。

    ■カバー映像を偽造

    SNSにランキングを上げたい歌手の動画を投稿するだけでなく、そのカバー動画も偽造して投稿する。

    「17日の1時に新曲を発売するとします。私は業者の指示したコンセプトに合わせたカバー動画を作って17日の5時に投稿します。『とてもいい曲だったので歌ってみた』という風に」

    「一番話題になったカバー映像はカフェで撮影した感じに仕上がっていますが、本当の撮影場所は業者のオフィスです。」

    彼女の話によると、SNSで話題になったカバー映像の多くは業者が作った動画だという。

    ■広告であることを明示しなければ違法

    弁護士ペク・デヨン
    「”いい曲だからみんなに聞いてもらいたい”と投稿するのであれば全く問題はありません。しかし依頼を受けて経済的対価を得たことを知らせずに投稿すれば表示広告法の欺瞞的表示広告行為で処罰されます」
    「芸能事務所がです」

    ■バイラルマーケティングだけで1位になれるのか疑問

    前出のSultan Of The Discoでコーラス&ダンスを担当するJJハッサンさんは、一般会社に勤務しオンラインマーケティングチーム長を務めるマーケティングの専門家でもある。彼は口コミだけでチャートが上がるという代行業者の言葉が信じられなかった。彼によるとフォロワーの多いSNSに動画を投稿してもそれを観る人は多くない上に、深夜1時に動画を見てすぐに音源サイトに行って音楽を聴く人がどれほどいるのか疑問だという。

    SNSに投稿した動画が拡散して人気を集める事は十分に可能だが、アイドルのファンダムを打ち破るほどの人数が同時間帯に特定の音源サイトを訪れその曲を聴くことがありえるのか。

    バイラルマーケティングだけで1位になれるということに疑問を抱いているのは彼だけではない。

    芸能事務所代表ユン・ドンファン
    「FaceBookで広報しただけで1位は取れません。順位を気にしなくていい音楽のマーケティングをしたことがありますが、1~2ランク上がる程度でした。」

    一般的な方法によるバイラルマーケティングだけで音源チャート上位に入るのは不可能に近いという事である。

    続く

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