反人種差別デモ隊、｢奴隷解放記念碑」撤去を計画　※解放された元黒人奴隷たちが寄付を募って建てた像

米デモ隊、「奴隷解放記念碑」撤去を計画　当局は周辺閉鎖

2020 年 6 月 26 日 10:04

米首都ワシントンで25日、デモ隊がエイブラハム・リンカーン元大統領の奴隷解放記念碑を倒すことを計画している。

キャピトルヒルのリンカーン公園には、南北戦争中の1863年にリンカーン元大統領が奴隷解放を宣言したことを記念して1876年に建てられた銅像がある。ひざまずいた黒人男性の手かせが壊され、傍らに立つ元大統領がそれを見下ろしているこの像は、パターナリズム（家父長主義）的な印象を与えるとして長く批判されてきた。

（全文はソースで）

ウォールストリートジャーナル
https://jp.wsj.com/articles/SB10792514547503853809704586468490750000366

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※リンカーンの奴隷解放記念碑（写真）

Capital Hill Parks（キャピタル・ヒル・パークス）と総称される、公園が点在している地域にあるLincoln Park（リンカーン公園）にある銅像。

元黒人奴隷の男性の手かせが壊され、彼が跪くのを見たリンカーンが「私にひざまずくのはよしてほしい。あなた方がひざまずくのは神に対してだけですよ」と諭し、元黒人奴隷が顔を上げたシーンを表している。

この像は、それまで奴隷として扱われ解放された黒人の市民からの資金提供によって建立された物である。
当時バージニア州に住んでいたシャーロット・スコットという女性が、解放されたアメリカ人として最初に得た5ドルを寄付したことが切っ掛けとなった。