- なんでも
- あむ嫌い
- 20/06/21 17:58:13
先日「100日後に死ぬワニ」の絵本版が出版されました。
なんと、あの話を3分冊にして出版するとのこと。
まず、子供に読ませるような内容じゃないし、
万一絵本にするとしても1冊でまとめりゃいいものを、
なんでこんな金の亡者のような
最低な出版の仕方をするのだろうかと疑問に思って調べてみたら、
この絵本の出版社代表あいはらひろゆきがかなり胡散臭い人物。
なんでも奥さんがあのアムウェイの幹部とか。
なるほど、あくどい商売するはずだわ。
以下、アマゾンでのとても信頼できる低評価レビューです。
みんな、100ワニに騙されるな!
絵本にはルールが在ると、個人的には思っている。
それは、1冊でちゃんと完結すること。
絵本というものは、子供に読み聞かせる事が多いものだと思っているので、
数ページの中に内容を詰め込んで、起承転結を完成させるものだと思っている。
子供たちが読む本だからこそ、ページ数が少ないからこそ
絵本を作る人は内容を練ってねって練りこんで、それでも駄目だしを喰らい、
その結果完成するからこそ、絵本というものは素晴らしいものだと、そう思っている。
本作品は、完全なる一発屋漫画の絵本化である。
100日間ある4コマのうちの、1日目から30日目だけである。
その中の30日間の中の13日分だけである。
さらに言えば、その13日分の4コマのうち、1コマだけを使っている。
要するに、13コマだけである。
一番心に刺さりそうな1コマだけを拾い上げて、左側にひらがなだけのテキストを埋め込んでるだけである。
絵も、原作の使いまわしである。
そう、別に絵本向けの作品でないものを、絵本にしているだけなのである。
何より酷いのが、この1冊で完結しない。3部構成である。
残りは秋に発売するらしい。
この1冊では、ワニは死なない。
ふざけるな、と。
絵本を週刊少年漫画のコミックスと勘違いしてるのか。
そもそも、99日間特に何もない日常4コマで、100日目に作者の都合でワニが交通事故で殺される。
この仕様からして、99日間のうちの12日分と100日だけで事足りるはずなのである。
逆に何もない、絵本向けでも何でもない内容の上、1日目から30日目など、無意味なのである。
【ワニの日常】である。
1冊で完結しないこれは、絵本でもなんでもない。
幼児の事など何一つ考えていない。
本当に、関係者たちが金儲けの事しか考えていないのだと実感できる一冊。
100日目完結即お金の話に持ち込んだ、この作者の評判はこの一冊で揺るぎないものになるだろう。
この絵本シリーズが売れずに作者及び関係者が頭を抱えてくれることを、切に願う。
絵本作家たちを、舐めるな。
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