• No.7 芋田治虫

    20/06/27 21:58:38

    これはある国で起こりえないかもしれないし、そう遠くない未来に起こることかもしれない。どうか自分の単なる妄想で終わりますように。

    南  なんとは南ナのか?

    ある国の南に住む、白人の警察全員と軍人全員を、その国の南の人たちはもちろん、その国の政府と北に住む人たちが、攻撃したとき、その国の南の人たちはもちろん、多くの人たちがそうした。
    自分はその時は生まれてなかった。
    そのあとすぐ、その国の政府と北に住む人たちが、南に住む白人全員を攻撃した時、その国の白人以外の人たちは、多くが一緒に攻撃した。
    自分は白人ではなかったし、その国に移住したばかりで、自分は子どもだったし、その国の北に住むことになったので、北の国の人たちと仲良くなろうとしたし、みんなそうしていたので、自分もそうした。
    時は流れ、その国の政府と北に住む人たちが、その国の南に住む白人の移民を攻撃した時、その国の南の外国人は、多くが不安に思ったし、疑問に思ったが、多くの北の人たちはもちろん、白人以外の外国人は、多くが一緒に攻撃した。
    自分は、その国が、昔、大きな戦争を起こした時に、一緒に戦争をした、同盟国の移民であり、白人ではなかったので、家族や親族の中には不安を覚えた者はいたが、自分はその国が大好きだったし、不思議には思ったが、怖くはなかったので、一緒に攻撃した。
    長い年月が経ち、自分も年を取り、その国の政府と北に住む人たちが、その国の南に住む人たち全員を攻撃した時、北の人たちは、少なくない人たちが疑問を感じたし、恐怖を覚えたものもいたが、多くが攻撃した。
    自分も疑問に感じたが、自分はその国の南には、嫌いな国の人たちも大勢いたので、どうでもよかったこともあり、一緒に攻撃した。
    そして、晩年、その国の政府が、その国の白人と、その国に住む、移民の世に難民などの外国人全てを攻撃した時、自分は、白人ではないだけで、移民であり、外国人だったため、自分を含め多くの人が後悔したが、すでに遅かった。
    最後に自分が言い残したことは「どうかjと発音してください」ということだった。

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