• No.4 長久

    20/05/14 12:35:40

    【須田慎一郎】朝日は検察人事への介入をやめろ!第二弾



    2020/02/02

    朝日新聞は、2月1日にこんな記事を掲載しています。

    高検検事長の定年延長、官邸介入で「やりすぎでは」の声
    https://www.asahi.com/articles/ASN1072SXN10UTIL00S.html

    この記事は事実関係にふたつ誤りがあります。
    まず、今回の人事について官邸の介入はありませんでした。
    これから、こういう決めつけの記事が出てくるんではないかという懸念があるんですけれども。

    検事総長人事の細かい点については、前回の動画でご紹介しました。
    簡単に言っておくとですね、今年予定されている検事総長人事――検事総長っていうのは、言うまでもないけれど、法務検察のトップですよ。すべての検事を指揮監督する権限を持っているトップです――この検事総長の交代が行われるわけなんですけれども。
    稲田検事総長が退任。
    後任の候補は、まず黒川(弘務)東京高検検事長。それから、林(真琴)名古屋高検検事長なんですけれども。この二人が実はぶつかり合ってたわけなんですね。

    先だっての1月31日の閣議で、黒川さんの定年が延長されました。
    これでいよいよ、"黒川検事総長"体制が動き出したというのは間違いない。

    それに異を唱えたのが、朝日新聞。
    「黒川が検事総長になるのは、これは間違いなく官邸の人事介入があったからだ」と決めつけの記事を書いたわけなんですけれども、なぜ朝日がそんな事をするのか。
    確かに黒川さんと菅官房長官が非常に近しい関係にある、というのは前回の動画で申し上げた通りなんです。
    だからといって、黒川さんが検事総長になっても法務検察がすべて官邸の支配下に置かれるわけでもありません。

    例えば、IR疑惑に関して秋元司議員が逮捕されました。
    現職の国会議員を逮捕するという事で、実は、法務検察は官邸にこれを相談しているんですよ。
    これは、代々「政界捜査をするにあたって官邸に説明をする」という事を検察が慣例としてやってきたからです。
    その逮捕に関して官邸はフリーハンド、まったく関与しませんでした。
    法務検察が、自民党の衆議院議員である秋元司氏を容疑者として逮捕するにあたって、官邸には何の動きもありませんでした。
    私自身もこれについては二重三重に裏を取っていますから、これは断言することができます。
    官邸サイドも、法務検察の動きに対していちいち介入していたら、後で何言われるかわかりませんからね。
    バレたときにどういう批判を浴びるかわからない。そのリスクを考えるから、やっぱり介入はしないんですよ。
    ですから検察は自由に秋元司議員の逮捕に踏み切ることができました。
    つまり「検察総長人事がどうなろうと、法務検察は微動だにしない」というのが実態なんです。

    (続く)

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