• No.2 長久

    20/05/14 12:34:32

    【須田慎一郎】朝日は検察人事への介入をやめろ!朝日新聞の今朝朝刊について



    2020/02/01

    1月31日、この日の定例閣議の中で、おそらくこれからマスコミの中で注目を集めるであろう、あるいは政権批判に結びつけられるであろう、重要なことが閣議決定されたんです。
    それは何かというと、次の検事総長にからむ人事に関してだったんです。
    まあ結論から言うと、次期検事総長の呼び声も高い、黒川(弘務)東京高検検事長の定年が延長されるということが決まったんです。
    東京高検検事長は、序列からいうと、検事総長に次ぐNO.2です。

    これは何を意味するか。
    実は、法務検察の定年というのは検察庁法で決まっていて、トップである検事総長は65歳まで。それ以外の検察官は63歳までなんですよ。
    そして、黒川東京高検検事長は2月8日に63歳の誕生日を迎えるため、自動的にそこで退官ということになってしまうんですね。
    それを1年間の任期延長を決めたものですから、「すわ、これは黒川さんが次の検事総長になるための布石だ」という見方が広がったんです。

    この黒川さんという方は事務次官などを務めて、本検察の対外折衝…国会対応であるとか、官邸、政府、野党に対するネゴシエーター(交渉人)の役なんかを果たしていたわけですね。
    まあ当然そういう立場ですから官邸にも非常に近い、覚えがめでたい。
    わけても菅官房長官──まあこれは官房長官という職責ですから当たり前ですが──とも非常に近しい関係にあるとされていた人なんですね。

    その人物が、次期検事総長になることが確実視されたことで、いわゆる反安倍というか、安倍政権に批判的なマスコミが大きく騒ぎ出すだろうと。
    そうすると次の検事総長人事が、政治的に意図をもって語られてしまう、色が付けられてしまう。
    このことを懸念した検察幹部から、昨日の深夜に電話をもらいましてね、「ぜひ正しい情報を発信してくれ」と。
    それで今この場(移動中の車中)を借りて情報を発信させていただいています。

    その検察幹部に聞いたところによると、朝日新聞の記者から詰め寄られて「今回の定年延長は、官邸の介入か、検察の忖度か、どちらなのか」と言われたそうです。
    「そんな二者択一なわけないだろう」と思ったけれど、なかなか理解してもらえなかったと。
    現に2月1日付の朝日新聞朝刊。ここにありますけれど『検事長 異例の定年延長 閣議決定 次期検事総長への道』と。
    これね、見出しだけ見ても「異例で、本来だったらありえない定年延長なんだ。そして本来だったらありえない次期検事総長への道を拓いたんだ」という意図がミエミエですよね。
    ネットでは「官邸介入か」というような記事も掲載されているようです。
    いよいよ朝日は、次期検事総長人事をめぐって介入しはじめたと見ていいと思います。
    そのために、こういった見出しを掲げ、こういった記事を書いている。

    (続く)

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