• No.5 文暦

    20/06/19 12:54:00

    イージス・アショア
    https://blogos.com/article/465685/

    2020年06月19日 08:07
    河野太郎

    (略)

    Q なぜイージス・アショアの配備のプロセスを停止したのですか。
     
    A SM-3ブロック2Aのブースター(第一段ロケット)は、発射後に切り離されて落下します。
     
    このブースターの落下が周辺住民に被害を及ぼすことがないように、ブースターは確実に山口県のむつみ演習場内に落下させると説明してきました。
     
    ブースターの落下場所は、イージス・アショアのソフトウェアを改修することで、演習場内に限定できると考えていました。
     
    しかし、ブースターを確実にむつみ演習場の中に落とすためにはソフトウェアの改修に加えて、ミサイルそのものの改修も必要だということが明らかになりました。
     
    現時点において、具体的なコストと期間について確たることをお答えすることができませんが、ミサイルの改修を行うとなれば、SM-3ブロック2Aの共同開発と同規模程度、あるいはそれ以上の規模となる可能性も考えられ、その場合、少なくともおよそ2000億円のコストと12年という期間が必要になると思われます。
     
    これだけのコストと期間をかけて、ブースターの落下場所をコントロールすることができるようになったとしても、ミサイルの性能が向上するわけではありません。
     
    我が国周辺の厳しい安全保障環境を考えると、このコストと期間をかけて、この改修を行うことは合理的ではないと判断し、イージス・アショアの配備のプロセスを停止することにいたしました。
     
    Q 秋田県の配備プロセスも停止されるのですか。
     
    A 秋田県の配備プロセスも停止されます。

    (略)

    Q 今回のイージス・アショアの配備のプロセスの停止は、配備先の地元に反対の声があることも要因になっていますか。
     
    A 配備プロセスの停止の理由は上記の通りです。
     
    しかし、この配備プロセスのなかで不適切な対応があり、地元の皆様に大変なご迷惑をおかけしたこと、また、大勢の方々にご尽力をいただきながら、このたびの結論に至ったことについては、真摯にお詫び申し上げたいと思います。

    (略)

    Q 5月6日に「防衛省『イージス・アショア』秋田市の候補地を事実上断念」というニュースが流れ、防衛大臣記者会見で否定していましたが、これは結局、事実だったのですか。
     
    A このニュースは事実ではありません。
     
    また、このニュースは今回の配備プロセスの停止とは関連がありません。
     
    このニュースは、「防衛省が、当初予定していた秋田市の新屋演習場におけるイージス・アショアの配備を断念し、他の場所に配備するように方針変更した」というものですが、そうした事実はありませんでした。
     
    「実施していた再調査の結果を受けてゼロベースで検討する」という防衛省の方針は、配備プロセスの停止まで変更はありませんでした。
     
    (以下略)

コメント

古トピの為、これ以上コメントできません

広告

返信コメント

  • まだコメントがありません

投稿するまえにもう一度確認

ママスタコミュニティはみんなで利用する共有の掲示板型コミュニティです。みんなが気持ちよく利用できる場にするためにご利用前には利用ルール・禁止事項をご確認いただき、投稿時には以下内容をもう一度ご確認ください。

上記すべてをご確認いただいた上で投稿してください。