• No.1 天応

    20/04/21 21:55:00

    アレルギー性肺胞炎とは

    アレルギー性肺胞炎とは日本呼吸器学会の解説によると以下のようなものである。

    肺にある小さな空気の袋(肺胞)や最も細い気道(細気管支)の内部や周囲に発生する炎症で、細菌やウィルスなどの病原体が原因でなく、有機物の粉塵や化学物質(これらを抗原と呼びます)を繰り返し吸い込んだことによるアレルギー反応が原因となります。
    息切れ、せき、発熱といった症状が見られ、抗原を避けることにより、改善しますが、長期間抗原に曝露されていると炎症が慢性化し、肺がどんどん固くなります。
                          <日本呼吸器学会HPより>

    つまり、高濃度の化学物質を繰り返し吸い込んでいるとアレルギー反応によって肺胞に炎症が起きるのである。その後、医師らが患者に家の消毒液をアルコールに変えさせ、アレルギーの治療を行ったところ、すぐに“治療効果”が出たという。2~3日後、改めて検査したところ、肺の影は基本的に消えていた。

    治療に当たった医師は「もし新型コロナ肺炎の治療基準に従って治療していたら、さらに病状が悪化していた可能性がある。」と振り返る。さらに別の医師は「家の中に患者がおらず、通常の家庭の環境であれば、過剰な消毒は不要で、ドアノブなどを消毒し、よく手洗いをすればよい」と呼びかけた。

    日本でも感染予防のため、次亜塩素酸ナトリウム消毒液を使った消毒が一般的に行われている。しかし消毒液は「濃いほど良い」というものではなく、正しい使い方を心がけることが大事だ。

    【執筆:FNN北京支局長 高橋宏朋】

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200421-00134597-fnnprimev-int

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