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- 永万
- 20/04/19 15:13:51
アメリカ・ニューヨークで新型コロナウイルスに感染した日本人駐在員が、非常に激しい頭痛や下痢など、その苦しみをJNNの取材に克明に語りました。
「本当に死んでしまうのではないかという恐ろしさを、毎日感じていた」
先月下旬から40度近い高熱が10日間続いたというニューヨークに駐在する50代の男性。「悪寒と下痢、激しい頭痛に苦しめられた」と話します。
「継続的な痛みなので、ハンマーで殴られるというよりは、万力みたいなもので、ぎりぎりと締めあげられるというような」
死を覚悟して遺言ビデオまで準備しました。
「私が死んでから、そういうのが出てきたら、みんなが見てくれればいい。そんなのをできるだけ笑顔で、さよならを言おうかな、そういうふうに思っていました」
アメリカでの感染者は70万人に達し、死者は3万7000人を超えています。
「この数か月は歴史上、最も困難な時期だ。この見えない敵は、手ごわく、賢く、悪質だ」(アメリカ トランプ大統領)
トランプ大統領は17日、このように述べ、アメリカ国内で感染拡大が続いていることに警戒感を示しました。一方で「光が輝くトンネルの出口に近づいている」とも述べ、アメリカ国内の死者の数が10万人から24万人に上るおそれがあるとしていた当初の予測を下回り、6万人から6万5000人になるとの見通しを明らかにしています。
冒頭の日本人男性は、人工呼吸器は必要なく「重症」の認定はされませんでしたが、こう警鐘を鳴らしています。
「軽症という言葉が、世の中に誤解を与えているような気がして。風邪の延長、あるいはインフルエンザぐらいと皆さん思っているかもしれないが、もう少し(認識を)改めた方がいいかなと思います」
(ニューヨークで感染した 日本人男性)
(4月18日 18:33 TBS NEWS)
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