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- 匿名
- 20/04/09 22:35:15
4/9(木) 22:00
フィギュアスケート女子で、2018年11月に行われた全日本ジュニア選手権で2位となった荒木菜那(18)が今月、中京大に入学した。大学進学を機に、これまでのジュニアからシニアへの転向を決意。新しい環境に進むことで、不振だった昨季からの心機一転を図り、全日本選手権での上位進出を目指す決意だ。
しっかりと先を見据えていた。荒木は3月に愛知・中京大中京高から巣立ったことを機に、ジュニアのカテゴリーを卒業。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い大学の入学式は中止となったが、気持ちは切り替えた。
「これからはジュニアと同じことをしていてはダメだと思います」。師事する門奈裕子コーチからも同じことを言われている。「新型コロナウイルスの影響で今後の試合がどうなるかは分からないのですが、全日本(選手権)で成績を残したい」と強い決意を語った。
昨季は後半の不振に苦しんだ。前半戦のジュニア・グランプリ(GP)シリーズは、第1戦・フランス大会と第4戦・ロシア大会でともに4位。しかし、シーズンが進むにつれて調子を崩し、昨年11月の全日本ジュニア選手権は16位。同12月の全日本選手権の出場権を得られなかった。
その原因を荒木はこうみる。
「技術的なものよりも、メンタル的によくなかったかなと思います」
だからこそ、より心機一転を期す。求めるのは常に高いレベルで安定した成績を残すこと。
中京大には笠掛梨乃(愛知みずほ大瑞穂高出身)や、昨季のGPシリーズ第6戦・NHK杯や四大陸選手権に出場したペアの三浦璃来(木下グループ)らが入学。同学年選手と切磋琢磨(せっさたくま)する舞台は整っている。
「いい意味で競い合っていきたいです」。現在は陸上でのトレーニングに加え、来季のプログラムで採用する曲に合う振り付けを探っている。「近いうちにGPシリーズにいくため、まず全日本でいい成績を残したい。最終グループで演技できるよう、練習で不安をなくしていきたい」。気持ちはあくまで前向きだ。
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匿名