首相がコロナ感染の場合「意識なければ麻生氏が代理」

4/7(火) 22:28

安倍晋三首相は7日、首相官邸で、改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言の発令を受けて記者会見を開いた。

世界的に新型コロナウイルスの感染が拡大する中、自身の体調を問われた首相は「感染しないようにできるだけ手洗いをしながら、免疫力を維持するために睡眠の時間を確保したいと思っている。なるべく規則正しく生活していくことも大切なのかなと思う」と述べた。

首相は、英国のジョンソン首相が新型コロナウイルスに感染して闘病中であることについて「一日も早い回復を心からお祈りしたい」と述べた。また午後7時ごろに始まった会見が1時間を超えた時点だったことも踏まえ、「私もまだ食事を取る時間がないもので、まだ食事をしていないのですが、なるべく規則正しく生活していくことも大切なのかなと思う」と述べた。

また、自身が感染した場合の備えについては「しっかりと意識がある場合には、私は首相公邸などで自己隔離をしながら基本的に首相としての執務を行う」と説明。その上で「意識がないということになれば、麻生（太郎）副総理（兼財務相）が臨時代理ということになり、一瞬でも遅滞がないように対応をしていきたい」と述べた。