志村けんさん追悼特別番組 46年間笑いをありがとう

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    • 3306
    • 神護景雲
      20/04/02 21:31:53

    >>3305

    答えにはならないけど、Yahooにちょうど出てきたよ。

    https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200402-00000002-nkgendai-ent

    「日本の宝を奪ったコロナが憎いです」

     ドリフターズ時代からの盟友・加藤茶の言葉が国民の気持ちを代弁していた。志村けんさん(享年70)急死の衝撃と悲しみはあまりに大きい。「バカ殿」も見られない。「だいじょうぶだぁ~」の声も聞けない。

     古希を迎えた今年は朝ドラ「エール」に出演。初主演映画「キネマの神様」(松竹・年末公開予定)の撮影も直前に迫っていた。「70歳を機に、テレビをある程度こなしたら、あとは自然にやりたい」と話していた志村さん。自然の延長にあったのが役者だったのだろう。夢かなうことなく旅立ってしまった。

     多くのメディアは志村さんの肩書を「タレント」と表記するが、NHKは一貫して「コメディアン」としていたように、コメディアン・喜劇役者だ。今の芸能界は総タレント時代。芸人、モデルから俳優出身者まで「タレント」としてくくり、おしゃべりタレントとしてバラエティーのひな壇に座る。志村さんは動を主にした笑い。動き、表情に「アイーン」の言葉などを入れて志村ギャグが生まれる。

     一時、漫才ブームに端を発したお笑いブームの陰に隠れた感もあったが、志村さんはブレることなく、笑いに対する取り組み方は不変だった。

    「ビッグ3」と呼ばれるタモリ・ビートたけし・明石家さんまとは笑いの質も違い一線を画していた。3人は大人向けの笑いだが、志村さんは老若男女問わず「バカなことやって」と思っても飽きずに誰もが楽しめた。

     コントにこだわる志村さんの笑いは、森繁久弥・渥美清と喜劇役者がいた昭和の流れをくんでいる。今回、正月映画の主演に起用されたのも、山田洋次監督が志村さんの喜劇役者としての資質を見抜いていたからであろう。

    「“寅さん”“釣りバカ”と続いた松竹伝統の喜劇映画を継承する喜劇役者として期待していたのが志村さん。ギャンブル好きのうだつの上がらないオヤジ役はぴったりだったはず」(映画関係者)

     私生活でも昭和スターを継承する豪快さだった。こよなく愛した麻布十番を中心に酒とたばこと美女の3点セットは欠かさず。多くの仲間を引き連れての大盤振る舞い。時には明け方まで飲むこともザラ。それでも仕事は完璧。

    「不健康で元気」を絵に描いたような人だった。石原裕次郎・勝新太郎・藤山寛美といったスターと遊びの中身は違っても、仲間を連れて飲み歩く親分肌。参加する後輩たちも「義理で仕方なく付き合う先輩もいますが、志村さんは楽しいから参加する人が大半」という話をよく聞く。気の合った仲間同士の飲み会にはお笑いのヒントもあった。

    「バカ騒ぎのように飲んでいることが喧伝されますが、人の観察力が鋭く、遊びのなかに笑いのヒントを求めていたのだと思う」(テレビ関係者)

     漫画家の赤塚不二夫氏も生前、仲間と飲んでは口癖の「くだらないことしよう」と誘い、全員包帯して知らない店に入るようなことをしたものだ。それがギャグ漫画のヒントになっていた。なにか共通するものを感じる。生涯独身を通しコメディアン生活を全うした志村さん。名優の足跡を忘れることはない。合掌。

    (二田一比古/ジャーナリスト)

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