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- 享和
- 20/03/20 22:41:49
行き場を失った“給食”を食べて事業者を応援! 農水省が安く購入できる特設サイトを開設
2020年3月18日 水曜 午後5:30
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・農水省が休校によりキャンセルされた給食を特設サイトで販売する取り組みを開始
・卸価格で販売…エビフライやイワシ、ケーキなどバリエーションも豊富
・YouTubeで農水省職員が自らアピール「花いっぱいプロジェクト」も開始
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◆休校によりキャンセルされた給食を救おう
新型コロナウイルスの感染拡大の防止策として、多くの学校で臨時休校の措置がとられている。
これによる影響は何も児童や保護者だけにとどまらない。臨時休校の措置が取られたことで学校給食が停止となり、給食関連事業者の納品業務がストップする事態となったのだ。
このような状況の中、農林水産省は給食関連食品のフードロスを防止するため、通販サイト「うまいもんドットコム」内で、「食べて応援学校給食キャンペーン」という特設ページを、16日、新たに開設した。
なお、同省は既に公式サイト上で「牛乳やヨーグルトなどを食べていただけるようにご協力をお願いいたします」など、学校給食がとりやめになった影響で行き場を失った乳製品などの消費を喚起している。
今回のキャンペーンの実施は、さらに給食関連事業者を支援する取り組みとなる。
「食べて応援学校給食キャンペーン」では、学校給食向けの食品・食材を供給している食品関連事業者のうち、学校給食の停止により、発注を受けながらもキャンセルされたことにより在庫を抱えて困っている事業者が対象。特設ページを通じ、在庫となっている食品・食材について、消費者等とのマッチングを行っている。(3月31日までの予定で現在も受付中)
出品できる商品は「給食関連事業者が納入先から発注がキャンセルされ未利用のまま保管されている、学校向けの未利用食品」に限る。また、対象事業者は休校の影響により発注を受けたにも関わらず、キャンセルされた未利用食品を保管している食品納入業者・生産者・加工業者だ。(給食事業者から数えて2段階目まで)
出品されているものを見てみると、イワシの梅煮やサンマみぞれ煮、サケの塩焼、エビフライなどのほか、ケーキやとちおとめゼリーなどデザートも出品されていてバリエーション豊富だ。
費用についてはサイトの運営費や商品を納入する費用(配送料・サンプル代)、商品を購入した際の送料を国が負担するので出品者にとっては在庫を売ることができるだけでなく、自社商品を一般消費者に知ってもらえる絶好の機会となる。
給食関連事業者にとっては、本当にありがたい「食べて応援学校給食キャンペーン」。キャンペーンの狙いなどを、農林水産省にさらに詳しく伺った。
続く
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