康暦
「(テレビに1人で映って)目立ちたかった」
プロ野球オリックスの観戦チケット1873枚を、こんな身勝手な動機で予約しながら、入金せず、球団にキャンセルさせたとして、神戸市東灘区の無職、柴村喜芳容疑者(41)が11日、偽計業務妨害の疑いで大阪府警西署に逮捕された。
昨年9月10日、柴村容疑者はオリックスの公式サイトから同月28、29日の対ソフトバンク戦の計1873席を予約(1086万円相当)。本来なら3日以内に入金しなければキャンセルとなり、本人が手続きをしなければならないのに、そのまま放ったらかし、球団が本人に確認メールを送信しても、なしのつぶてだった。
「キャンセルの場合、手作業で手続きをしなければならず、1873人分を1人ずつ、すべて職員がすることになり、業務を妨害した。偽の予約はシバムラヨシやシバムラコウといった5つの偽名を使い、職員が似た名前の予約が多数いることを不審に思い、24日、警察に相談した。柴村容疑者が実際に購入したのは1席だけで、それも当日、球場で購入したものだった」(捜査事情通)
■ガラガラの内野席で1人観戦
柴村容疑者は調べに対し「前の席は見やすく、周りに人がいない状態で快適に観戦したかった。目立ちたかった」と供述しているというが、これまでも空席に囲まれた1塁側や3塁側の内野スタンドで、1人で観戦している姿が何度も目撃されている。
高校野球とプロ野球を取材しているマスコミ関係者がこう言う。
「春と夏の高校野球の甲子園大会はすべて、他にも甲子園の阪神戦や京セラドームのオリックス戦にもちょこちょこ顔を出していた。誰かのファンというわけでもなく、ただテレビに映りたいからという目的だったようです。だから、いかにガラガラの席に座るか。それが無理な場合はいかに目立つか。そのために金髪でいつも黄色や赤色の服を着て、手にはメガホンという派手な格好をしていた。それで野球ファンの間では知られた存在となり、『金豚さん』と呼ばれていた。ちょっとした有名人なものだから、女の子から『一緒に写真を撮ってもいいですか』と声を掛けられ、うれしそうにしていた」
柴村容疑者は阪神電鉄沿線の中でも人気の坪単価100万円は下らない、駅近くに立つマンションに住み、実家もすぐそばだった。
「もともと、柴村さんのところは、この辺り一帯の大地主で、今も敷地面積120坪ほどの家があり、周辺の土地も所有しています。植木屋さんが出入りしているのは時々見かけますが、お母さんは施設にいらっしゃるようで、このところ姿は見ていません」(近隣住民)
それだけ金があるならそんなセコイ手を使わずに内野席を貸り切って観戦すれば、誰にも文句を言われずに目立つことができたのではないか。
1873席を無断キャンセル「金豚さん」の呆れた動機と素性(日刊ゲンダイDIGITAL) https://article.yahoo.co.jp/detail/a3c2a47fe6641de236eb2ffcceaa48b5b753f543
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