- なんでも
- 神護景雲
- 20/03/13 10:46:19
糖尿病を患っている人は患っていない人に比べて、約1.75倍も肺炎に罹りやすいという報告があります。日本で調査された糖尿病の合併症としての感染症は、「肺炎(呼吸器感染症):41%、尿路感染症:24%、皮膚軟部組織感染症:17%」という順番
のどや気管支・肺は、常に外界に面しているので、ウィルスや細菌から暴露されやすい環境ですよね。通常は「細胞や粘膜のバリア、咳反射」で防御がされていますが、糖尿病では、防御力が落ちているため、感染しやすい状態
そのため、インフルエンザ・ワクチンなど予防接種を受けることが勧められています。
アメリカがインフルエンザの死亡率が高いのは糖尿病が関係していると思う
日本における糖尿病の総患者数(医療機関で治療を受けている人)は329万人(平成29年)です。糖尿病が強く疑われる人は約1000万人いる
8秒に1人が糖尿病のために亡くなっている
適切な糖尿病の治療を続けていれば、失明、足の切断、腎臓病、心臓病、脳卒中といった合併症の多くは予防が可能だが、そのために早期診断・治療が必要となる。糖尿病は初期の段階では自覚症状の乏しい病気なので、1年に1回以上は糖尿病の検査を受ける必要がある。
2019年には糖尿病が原因で、世界で420万人が死亡した。8秒に1人が糖尿病のために亡くなっている計算になる。
糖尿病の医療費が多い国の順位は、(1)米国(32兆円)、(2)中国(11.8兆円)、(3)ブラジル(5.7兆円)、(4)ドイツ(4.8兆円)、(5)日本(2.6兆円)
https://dm-net.co.jp/calendar/2019/029706.php
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