- 妊娠・出産
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>>11
わからないなら勉強したり調べたりした方がいいよ。
癒着胎盤では、分娩後に胎盤がなかなか剥がれないことから、大出血を起こす場合があります。また、出血が多量になることにより血液凝固異常が引き起こされ、止血が難しい状態となります。
癒着胎盤は、妊産婦死亡の原因にもなる可能性があることが知られており、場合によっては、救命のための措置が必要となるケースもあります。
検査・診断
最終的に分娩で児の娩出後に胎盤が剥れない場合、癒着胎盤の診断となります。そのため、確定診断は分娩後になります。しかし、前置胎盤の場合は癒着胎盤である可能性が高く、分娩時の大量出血に備えることができます。
超音波検査やMRIで胎盤と子宮筋層の境界が鮮明に追えないところがある場合は、癒着胎盤の存在を疑います。そのほか、癒着胎盤を疑うさまざまなサインがあり、胎盤の詳しい位置や癒着の程度を評価しておきます。
前置胎盤でない場合は、分娩前に癒着胎盤の診断をするのは難しいとされています。健診の際に、以前の帝王切開や子宮手術の創部を胎盤が覆っている場合は、MRIをとる場合もあります。- 1
20/02/09 16:53:50