- なんでも
- 天福
- 20/02/02 08:35:20
東出昌大さんの不倫騒動へのバッシングが止まらない。不倫の内容がひどいから、という理由だけで、この現象は説明できない。日本人が幼い頃から受けている、「自分勝手に振る舞うな」という洗脳に近い教育がベースにあるからだ。
東出さん不倫を徹底的に叩く
日本人の心理とは?
それは、我々が幼い頃から叩き込まれている「自分勝手な振る舞いをする者は社会全体で制裁をしてもよろしい」という、「洗脳」にも近い国民教育だ。
DIAMOND online
東出不倫への異常なバッシングは、日本の「ゆがんだ教育」が招いた
窪田順生
ライフ・社会 情報戦の裏側
2020.1.30 5:35
「個人の勝手な行動」に
異様な拒否感を示す日本人
「はあ?ワケのわかんねえことを言って不倫を擁護するつもりか」と不快になる方も多いかもしれないが、筆者は石田純一さんのように「不倫は文化」的なことを主張するつもりもないし、東出さんたちをかばおうという気もサラサラない。
実は我々は世界の中でも有数の、「個人の勝手な行動」に対して厳しい国民であって、この他人の振る舞いへの異常な執着心が、東出さん、唐田さんたちへの常軌を逸したバッシングのベースにあるのではないか、ということが指摘したいだけなのだ。
あまりそういうイメージがないかもしれないが、我々日本人が「個人の勝手な行動」に世界一うるさい国民だということを示すデータは山ほどある。わかりやすいのは、内閣府が平成30年に実施した「我が国と諸外国の若者の意識に関する調査」だ。
日本、韓国、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランス、スウェーデンという7つの国で、それぞれ満13歳から満29歳まで1000人程度の男女を対象に実施されたこの調査では、日本の若者だけに見られるさまざまな精神的特徴や思想などが見事に浮かび上がっている。しかし、その中でも際立って「異様」な結果を示したのが、「社会規範」についての意識だ。
「他人に迷惑をかけなければ、何をしようと個人の自由だ」という質問に対して、「そう思わない」「どちらかといえばそう思わない」と回答した若者は、なんと49.4%。つまり、若者の半分は、他人に迷惑をかけなくても自分勝手な振る舞いは自重すべきだ、と感じているのだ。
「素晴らしい、最近の若者もまだまだ捨てたもんじゃない」と誇らしげに感じる方も多いが、これほどもの分かりのいい若者が溢れる国というのはかなり珍しい。いや、「異常」と言ってもいい。
例えば、日本では何かにつけて「息苦しい国だ」というイメージが定着しているお隣の韓国では20.7%、マジメな国民性が日本とよく似ているなんて言われるドイツでは21%、アメリカ(15.8%)やフランス(15.2%)はもっと低い。
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朱鳥