じゅんいちダビッドソン【独立＆社長就任】本田から祝福も

2020年1月6日 04:00

じゅんいちダビッドソン（44）が所属事務所から独立し、元日付で「合同会社潤一」の社長に就任したことが5日、分かった。

15年R－1ぐらんぷりでサッカー本田圭佑ネタで優勝してブレーク。自身の伸び代をさらに伸ばすために、一国一城のあるじになった。

日刊スポーツの取材に応じた、じゅんいちは「昨年から従来のお笑い芸人としての仕事以外に、YouTubeやキャンプのオンラインサロンの仕事に幅を広げた。新しい仕事のスケジュール管理は自分でやっていたんですけど、1個にまとめたいと思って所属していたアミー・パークの網井雄三社長に相談しました」と言う。

網井社長は区切りのいい昨年いっぱいでの独立を認め「うちを離れるなら、自分の会社をつくって頑張れ」と後押ししてくれたという。元日から動きだした「合同会社潤一」だが、じゅんいちは「アミー・パークが取ってきた仕事を、そのまま引き継がせてくれた。円満独立どころじゃない。本当に感謝しています」と話している。

独立の原動力となったのは、芸人仲間に誘われて趣味で始めたキャンプだった。

社長になっても、活動内容は芸人優先、今までと変わらない。恒例の単独ライブを5月8日に東京・渋谷で開催する。「独立して自分が芸人であることを確認するためにも、新ネタをしっかり作ってやっていく」。

本田にはLINEで報告。「いいトライですね」と、まさかのラグビーネタ？　で祝福された（笑い）。「カンボジア代表監督を務めながら東京五輪出場を目指す“本家”の本田さんに負けないように『監督（社長）とプレーヤーの両立』で頑張ります」と話している。

○じゅんいちダビッドソン
1975年（昭50）2月4日、兵庫県尼崎市生まれ。
名古屋学院大卒業後、芸人を目指して上京。
98年お笑いコンビ、ミスマッチグルメ結成。
11年に解散してピン芸人に。15年R－1ぐらんぷり優勝。174・6センチ、69キロ。趣味は釣り。特技ビリヤード、水球。血液型B