• No.1 天平神護

    19/11/16 13:26:47

    『ORICON NEWS』ランキングで評価されたポイント

     さらに、辻ちゃんは一度だけYouTubeのコメント欄を開放した過去がある。『質問コーナー&大募集!!』と題した企画で、辻ちゃんへの疑問・質問などを募集するためにコメント機能をONに。2853件もの書き込みが寄せられたが(11月15日時点)、見る限りアンチのコメントは皆無に等しかった。

    《体型維持法教えて~!!! 4人も産んだのにそのスタイルはずるい!!(笑)》

    《辻ちゃん大好き。好きになって15年程経ちました。ダイエット動画や可愛いヘアの作り方の動画作って欲しいです!》

     といった好意的なコメントや、なかには《アンチじゃないけど(前置き)今までで一番理不尽な炎上を知りたい笑笑》といったものまで。

     もしアンチがコメントを書き込んでいたとして、辻ちゃんがわざわざ一個一個削除しているというならそれはそれですごいが、にしても“なんでも炎上する”というなら繰り返し書き込んで応戦するアンチがいてしかるべきだろう。違うだろうか。

     つまり、今や辻ちゃんの“なんでも炎上”は「ネットニュースによって作為的に切り取られたイメージ」にすぎないのである。今回のランキングで辻ちゃんが突出して票を稼いだのが「20代」のカテゴリーで、何と昨年の4位から大ジャンプで第1位に輝いている。今年からはじめたYouTubeの動画がその世代に刺さった影響も少なくないはずだ。

     最後に、このままだと『ママスタ』に“悪意の吹きだまり”みたいなイメージがついてしまいかねないので、匿名ユーザーたちの微笑ましいやりとりも引用させていただきたい。言及しているのは恐らく、11月15日に辻ちゃんがブログにアップした「市販のヨーグルトを子どもに食べさせている写真」について。

    《辻さん、こだわりの手作りヨーグルトは、どうなったんだよ》

    《そう言えば納豆も手作りって言ってた事あるよね》

    《リンゴジャムだかも手作りして友達にも分けた、とか言ってた事あったよね》

    《あったあった(笑)折角の美味しそうなリンゴを煮詰めてジャムにしたんだったよね》

     アンチがゆえ彼女のことを知りすぎて、もはや好きの域に達しているじゃないか。同窓会でクラスメイトの思い出を懐かしむ、そんな風情さえ漂っている。

     芸能人を叩く心理って意外とそういうことなのかも。

    〈皿乃まる美・コラムニスト〉

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