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- 匿名
- 19/10/30 14:04:27
10/30(水) 13:35
台風19号の影響により、千曲川の堤防が決壊した長野市穂保(ほやす)地区で30日午前、土砂で築いた仮堤防の川側に鉄板を設置する作業が完了した。13日の決壊後に進めてきた応急復旧工事が終了し、今後は仮堤防を撤去して本格的な堤防を築く本復旧に取りかかる。これに伴い、市内21地区約9000人に出されていた避難指示は、穂保地区など19地区約6000人で解除された。
国土交通省北陸地方整備局によると、使用された鉄板は長さ約16メートルで、地上部分の高さは約5メートル。決壊部分約70メートルの仮堤防をコの字形に二重で囲むように設置した。17日には応急処置として土砂による仮堤防が完成していたが、強度がより高まった。今後は本復旧に移るが、着工時期は未定という。
堤防決壊などにより、周辺では一時、約950ヘクタールが浸水し、近くの中学校2校と小学校1校は現在も休校が続いている。
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