菅官房長官「政権の襟正す」＝経産相辞任で各閣僚が発言

　菅原一秀経済産業相の辞任を受け、25日の閣議後記者会見では各閣僚から発言が相次いだ。

　菅義偉官房長官は「安倍政権として改めて襟を正し、国民の信頼回復に努めていかないといけない」と強調。菅原氏の公職選挙法違反疑惑は「本人が説明していくことになる」と述べた。

　茂木敏充外相は「政治家の出処進退は政治家自身が決める問題だ」と指摘し、河野太郎防衛相は「仲間なので残念だが、しっかり説明し、また頑張ってほしい」と語った。

　萩生田光一文部科学相は「自ら出処進退を決めたと思うので重く受け止めたい」とコメント。西村康稔経済財政担当相は「辞表提出は最も重い対応の一つ。責任を取ったということかな」との見方を示した。

　小泉進次郎環境相は「環境省の重要なカウンターパートでもある大臣が辞めざるを得ない状況に至ってしまったことは大変残念だ」と述べた。