- なんでも
- 嘉元
- 19/10/15 14:47:02
1位は桜蔭。もはや不動の存在である。東大推薦入試合格者数ランキングでも、女子校で唯一上位11校に名を連ねていた。その妹分として浮上した5位豊島岡女子学園は、東大合格実績も好調で、ついに高校入試を停止することになった。名実ともに、新御三家もしくは四天王の一員になりそうだ。
2位は広島のノートルダム清心である。医学部進学志向も強い。ベストセラー『置かれた場所で咲きなさい』の著者で修道女だった渡辺和子さんは本校の学校法人理事長だった。 3位女子学院もミッションスクールだが、京大特色入試合格者数ランキングで14位に入るなど、同じ東京私立女子御三家でも桜蔭とはだいぶ校風が異なる。
関西では、医学部志向も強まっている4位四天王寺(大阪)、東大2人と京大3人の合格実績を誇る7位神戸海星女子学院の2校がランクインした。公立の共学校が圧倒的に強い中、踏ん張っている。 北関東を中心に残っている県立女子校では6位前橋女子が強い。
宮城が県立別学校の共学化を進めた東北では、山形市高等女学校を前身とする8位山形西が唯一健闘している。名目上は共学校なのだが、実際には女子しか生徒がいない不思議な存在でもある。同様に、山形南も名目上は共学校なのだが、実際には男子しか生徒がいない。
国立女子大学は全国に女子高等師範学校が前身となる2校しかない。奈良女子大学の附属校は中等教育学校として共学化しているので、東京の9位お茶の水女子大学附属が唯一の国立女子中高ということになる。
◆合格力ランキングの算出方法について(協力/大学通信)
対象となる大学/医学部ごとに、河合塾による偏差値(ボーダーランク)を主として参照して算出した難度を各高校の合格人数にかけて加重平均した合計を2019年卒業生数で除した。
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