【東京】勾留停止中の被告人が逃走

１日朝、東京の立川拘置所から病院に行くために勾留が停止された被告人が、そのまま逃走したことが分かった。
被告人は今年８月に恐喝未遂事件で実刑判決を受け、控訴していた。

東京高検は１日午後４時半から逃走について緊急会見を開いた。
東京高検によると、逃走しているのは今年８月に東京地裁立川支部で懲役１年６か月の実刑判決を受け、立川拘置所に勾留されていた高橋伸被告。

高橋被告は１日午前８時半から都内の病院で診察を受けるために勾留が停止され、身元引受人２人が用意した車で東京地検立川支部をあとにしたが、勾留の執行停止の期限となる午前１１時半になっても出頭しなかったという。

関係者によると、高橋被告は今年３月に逮捕され、恐喝未遂の罪で起訴されていた。
立川支部を出てからの足取りは分かっておらず、検察庁は午後２時までに関係自治体に連絡したとしている。