【福岡】国境超えた大声援 九州初戦、ラグビーW杯

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  • 19/09/26 22:21:07

9/26(木) 21:30

 ついに九州の地で、ラグビー世界一を決める戦いの幕が開いた。
26日、福岡市博多区のレベルファイブスタジアムで行われたラグビーワールドカップ(W杯)のイタリア-カナダ戦。
国内外のファンはもちろん、ラグビーになじみが薄かったという人たちもスタンドに詰め掛け、迫力あるプレーに大声援を送った。

 各国のチームが集うW杯とあって、試合前から会場周辺に集まったファンは国際色豊か。
英国人の大学教授イアン・ラックストンさん(62)=北九州市戸畑区=は「イタリアは故郷と同じ欧州、カナダには親戚がいる。どちらを応援しようか…」と思案顔。
カナダのベン・ルサージュ選手の母マギーさんは、同国トロントから応援に駆け付けた。「福岡は、人は優しく街もきれい。ラーメンもおいしい」と話した。

 試合は格上のイタリアがリードする展開。
ラグビー観戦は初めてという福岡県大野城市の曳地高宏さん(39)は「迫力のプレーに目が離せない」と、攻守の入れ替わりの激しさに驚いた様子。

劣勢のカナダが好機を迎えると、会場からは「カナダ」コール。
同市の松永清太さん(42)は「感動的。これがW杯なんですね」と喜んだ。

 スタンドではカナダのキャンプ地、同県春日市の天神山小5年生約150人が国旗を手に声援を送った。
宮田七菜子さん(10)は「大勢で応援するのは初めての感覚。楽しかった」と興奮していた。

 2人の子どもと訪れた福岡市早良区のパート従業員藤井美穂さん(45)は、混雑を避けるため試合開始の2時間前に会場入り。
「ビールもジュースもスムーズに買うことができた」と笑顔を見せた。
今後、大分市であるニュージーランド戦なども観戦予定で「たっぷりW杯を楽しみたい」

■地元の小学生がエスコートキッズ
イタリア-カナダ戦でエスコートキッズを務めた志間文哉くん(中央)

 試合前の選手入場の際にチームを先導するエスコートキッズを平尾小(福岡市)4年の志間文哉君(9)らが務めた。

カナダのタイラー・アードロン主将と手をつなぎ、選手と一緒にカナダ国歌を歌った。
「緊張し過ぎて歌を忘れてしまった」と興奮気味。英語で「I hope Canada will win(カナダの勝利を願っています)」と話し掛けると笑顔を返してくれたという。

福岡市の草ケ江ヤングラガーズクラブに所属する志間君は「将来はラグビー選手になってW杯に出たい」と夢を膨らませていた。

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