• No.2 漢字

    19/09/26 15:51:16

     掲げている政策の実現性にはまったく可能性は感じないけど、若い世代で政権に批判的な層を掘り起こし、失業者や非正規雇用の有権者を投票所に向かわせる力を持っていたのは山本太郎さんに他なりません。それまでは、共産党や旧民進党がそういう人たちの受け皿であったものが、野党へのおおいなる失望でれいわ新選組に若き浮動票が移ったのはもっと理解されるべきことです。

     一方で、小泉進次郎さんは選挙集票マシーンと言いつつも、実際に党務で汗をかいている局面においては評判こそ芳しくなかったものの議論の道筋を一応は示した「こども保険」や、ほとんど小泉進次郎さんがそこにいるだけで仕事になったような感じの福島復興事業関連では、ある程度見聞きしている人たちにとっては「ああ、それでも小泉進次郎も何となくそういうことをやりたい人ではあるんだな」というポジティブな認識にはなっていたと思います。

     会議ではほとんど私見を述べず、要所要所で一言口をはさむ程度の「最高品質の置物」となっていた小泉進次郎さんの一番の問題点が「理解能力の欠如からくる不勉強」だとするならば、その弱点を補うために「まわりに優秀な人物を集めて知恵を出させ、判断をしてその結果を納得させるために己のカリスマ性を使う」方法以外にないと思うのですよ。

    ■脊髄反射のように中身がゼロの回答を長々と話すスキル

     物事の中身を小泉進次郎さんは理解をしていないから、手持ちの原稿なしにマスコミからパッと質問されると、脊髄反射のように中身がゼロの回答を長々と話すスキルが身に付いてしまっているのは、彼の持ち味なのでしょう。環境大臣になったのも、そもそも環境問題について日本はまずまずやるべきことはやってきて、鳩山政権やら京都議定書などを経つつも「日本のエネルギー政策はエネルギーミックスであり、再生エネルギーの割合を増やしながら環境負荷の大きい火力発電所や出口政策のない原子力発電所について速やかな着地を目指す」とそれらしいことを言っていれば仕事になるんです。

    (続く)

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