小泉進次郎氏「セクシー」発言の真意問われ「やぼな説明は要らない」

進次郎環境相　「セクシー」発言の真意問われ“禅問答”「やぼな説明は要らない」

[ 2019年9月25日 05:30 ]

　小泉進次郎環境相が外遊先のニューヨークで気候変動問題について「楽しく、クールで、セクシーに取り組むべきだ」と訴えてから一夜明けた23日、発言の真意を記者団から問われ「説明すること自体がセクシーじゃない。やぼな説明は要らない」と述べた。この禅問答のような回答に波紋が広がっている。
　進次郎氏は22日の記者会見で英語で受け答えした際に「セクシー」発言。ロイター通信など海外メディアも取り上げ、日本ではネット上ですぐ話題になり「セクシー小泉」というありがたくないニックネームまでつけられた。また、海外メディアから温室効果ガスの排出量が多い石炭火力発電について聞かれ「減らす」と答えたが、具体策を問われ口を閉ざす“ノーセクシー”な場面もあった。

　その進次郎氏はこの日、国連の「気候行動サミット」に参加。将来を担う世代を代表してスウェーデンの少女グレタ・トゥンベリさん（16）が各国指導者に「あなたたちを注視している。私たちを失望させる選択をすれば、決して許さない」と温暖化対策の即時実行を訴えた。その姿を見た若きリーダーは、今後どのようなセクシーな具体策を打ち出していくのか。有権者の関心はさらに高まりそうだ。

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