- なんでも
- 慶応
- 19/08/09 16:07:47
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190809-00029559-president-soci
少年Aが実の息子だと知った両親は何を思ったか。逮捕後、面会に行くなり浴びせられたのは「帰れ、ブタ野郎」の言葉。それから両親は手記『「少年A」この子を生んで……』の出版を決める。本のタイトルをつけたのは母親だった――。
※本稿は、松井清人『異端者たちが時代をつくる』(プレジデント社)の第6章「『少年A』の両親との20年」の一部を再編集したものです。
■少年A逮捕の日
少年Aの両親の手記『「少年A」この子を生んで……』が完成するまで、2年もの長い月日が必要だった。
1999(平成11)年、『週刊文春』の3月25日号と翌週号に内容の一部が先行して掲載され、単行本『「少年A」この子を生んで……』は4月2日に発売となる。森下香枝記者(当時、現・週刊朝日編集長)、渾身のスクープだった。
母の手記と育児日誌、そして父の日記で構成された本の内容は、相当に衝撃的だ。
父の日記は、Aの逮捕当日から始まっている。
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