- なんでも
- 慶雲
- 19/07/13 14:23:20
某私立電気大学のラボが舞台。
秋葉原の電気街の一室を借りラボを立ち上げた二人の男子大学生は毎日下らないがらくたばかり作っていた。
そんなある日、電子レンジの電磁波を利用した空間転移装置を開発することに成功する。
その発明は偶然の産物であったが、時間の概念を覆す「タイムマシーン」の開発へ繋がる契機となる。
二人はその後空間転移装置の研究を続けるが、2019年8月のある日の深夜、ラボを武装した多国籍グループに襲撃される。
スイス、ジュネーブに本拠を構える大規模な研究組織「CERN」が空間転移装置の存在に気づいたのだ。
彼らはその研究が世界を覆すほどの力を持つ「タイムマシーン」の製造に繋がるということを既に知っていた。
その研究を外部の人間に行わせないためにラボを襲撃したのだ。
パートナーのラボメンは銃で撃ち殺され、咄嗟に主人公は未完成の空間転移装置を自らの頭につけ、起動させる。
主人公は目を覚ますとラボを襲撃される3日前にタイムリープしていることに気づく。
彼はパートナーに三日後このラボは襲撃されることを伝えるが、冗談話だと笑われ相手にされない。
三日後の深夜、なんとかして彼をラボの外へ連れ出すことに成功するが、また同時刻に彼のパートナーは襲撃にあい射殺される。
主人公は何度も何度も襲撃される三日前へタイムリープを繰り返すが、パートナーの死はどのような形にしても避けることができないことを痛感する。
何百回、何千回と時空を越え、悩み苦しむ主人公は自らの命を絶ととうとする。
しかしその時、主人公の目の前に「2039年からあなたに会いに来た」という少女が現れる。
彼女は主人公が作り上げた空間転移装置は「CERN」に収奪され、タイムマシーンを利用した第三次世界大戦が巻き起こされたと話す。
2039年の世界は第三次世界大戦の影響により人口はたったの1000万人にまで減少したと打ち明ける。
その悲惨な未来を変えるために契機となる2019年8月へタイムマシーンを盗みだし、やって来たという。
この未来を変えるためには、α世界線からβ世界線へ越えるしかない。
未来からやって来た少女と主人公は世界の大組織研究機関「CERN」に立ち向かう決断をする。
その後の展開気になりますか?
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