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- 19/07/10 08:58:30
大阪・吹田の交番で、佐賀工高ラグビー部出身の古瀬鈴之佑(こせすずのすけ)巡査(26)が襲われ一時重体となった事件で、父の信広さん(59)=福岡県朝倉市=が6日に佐賀市の同校を訪れ、関係者による支援や激励に感謝の気持ちを伝えた。古瀬巡査はリハビリを始めており、年末年始に大阪・花園ラグビー場で開かれる全国大会での母校の応援を楽しみにしているという。
信広さんは、ラグビー部指導者や2014年長崎国体の優勝メンバーらからの支援や、部員らによる千羽鶴などへのお礼を伝え、古瀬巡査の近況を報告した。全国からの支援に感謝する一方、警察官として拳銃を奪われたことに負い目を感じているという。
信広さんによると、古瀬巡査は回復して話せるようになった当初、事件のショックから「怖い」「早く大阪を出たい」などともらしていた。だが、最近は「みんなが応援してくれたから、リハビリをしてもう一回頑張る」と前向きな姿勢を見せている。まだ食事もままならない状態で日常生活への復帰には約5カ月かかる見込み。恩師の小城博さん(69)は「花園で会おうと約束した」と話す。
同校ラグビー部OBでもある信広さんは「本人もリハビリを頑張ると思いますので、花園で上を目指して頑張ってください」とあいさつ。三良熙三郎選手(3年)が「花園で古瀬先輩にお目にかかれるよう、ベスト8、ベスト4を目指して僕たちも頑張ります」と誓った。
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