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- 嘉応
- 19/07/05 16:06:20
ベルリンの薬学研究所の科学者らは、ほうれん草に含まれる筋肉増強ホルモン「エクジステロン」を、アスリートのドーピング禁止薬物リストに入れることを推奨したという。
薬学部率いる研究チームは、参加者を4つのグループに分け実験を開始。
1番目は薬、2番目はプラセボ(偽薬)、3番目と4番目はホウレンソウから抽出した100mlのエクジステロン入りカプセルを毎日投与して観察した。
10週間の研究の結果、エクジステロンを投与された参加者は、著しい筋肉量の増加が見られたそうだ。
運動のパフォーマンスが向上し、1回のベンチプレスのパフォーマンスも大幅な増加が見られたという。
同研究者の一人、マリア・パー氏は、「元々(ほうれん草に含まれるエクジステロンに)パフォーマンスの向上が見られるという仮説はありましたが、これほどまでに効果が大きいとは思わなかったです」と驚きを語る。
続けて、「我々は報告書の中で、WADA(世界アンチドーピング機関)に対して、このエクジステロンをドーピングリストに入れることを推奨しました。
摂取することでパフォーマンスが向上するという不平等なメリットは排除すべきだと思います」とのべた。
2019年07月03日 00:00 genxy
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