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- 昌泰
- 19/07/01 20:38:38
ワタナベエンターテインメントは1日、報道各社にFAXを送付し、反社会性力との闇営業が発覚したお笑いコンビ「ザブングル」について、8月末までの謹慎とすることを発表した。また、闇営業で受け取ったギャラが各7万5000円(2人で15万円)だったこと、受領したギャラについては、税務申告していなかったため、今回、税理士を通じて修正申告を済ませたことも報告した。
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松尾、加藤の2人については、8月末までの謹慎期間中はボランティア活動を行い、社会貢献することも発表。ボランティア以外の時間は、同社の事務サポート業務などを行う予定という。
ザブングルは昨年12月、振り込め詐欺グループの忘年会に雨上がり決死隊・宮迫博之らと出席していたことが報じられた。同事務所は6月24日、期間未定の謹慎処分としていた。
【以下、FAX全文】
弊社のコンプライアンスに関する取組み及び弊社所属ザブングルに対する対応について
1.お詫び
連日報道されております、特殊詐欺グループとされる反社会的勢力が主催する会合に所属タレントのザブングル(松尾陽介(まつおようすけ・42歳)・加藤歩(かとうあゆむ・44歳))の両名が参加した件につきまして、関係各位、ファンの皆様に多大なるご迷惑をお掛けしましたことを、改めまして深くお詫び申し上げます。
そして、参加した会合が反社会的勢力の主催であることにつきまして、本人の認識がなかったとはいえ、両名が入江慎也氏より受領した金銭の元手に、当該詐欺グループの詐欺行為により詐取された金銭が含まれていた可能性が高いことを鑑みますと、当該詐欺行為の被害に遭われた被害者の皆様に対して大変申し訳なく、所属芸能プロダクションとして、両名がとった軽率な行為に対し、その責任を大変重く受け止めている次第です。
2.コンプライアンス体制の強化
弊社では、警察関係者や顧問弁護士等からの協力を得てコンプライアンスに関する説明資料を作成しており、当該説明資料に基づき、所属タレントや社員に対して丁寧にコンプライアンスについて説明を行うなど、日頃より所属タレント及び社員に対して、コンプライアンスを徹底して参りました。当該コンプライアンス資料では、会社を通さずに、個人的にパーティーの司会などの仕事を請け負うと、知らないうちに反社会的勢力に接触してしまう可能性があること等も明記し注意喚起しておりました。
しかしながら、今回、テレビ番組等で関係があり、お世話になっている他事務所の先輩芸人であった入江氏から急遽連絡を受けたこともあり、本人たちがその誘いを断ることができず、このような事態に至りました。そのため、ザブングルの両名については、弊社の指導と共に既に警察庁出身でコンプライアンスを専門とする弁護士によるサポート、アドバイスを受け、両名のコンプライアンスの意識をより高め、徹底させるように致しました。
更に、他の所属タレントや弊社社員に対しては、今一度コンプライアンスの意識を徹底させるべく、現在、上記のコンプライアンスを専門とする弁護士をはじめ、警察関係者も含めた弊社の社内セミナーを実施するよう調整中で、そのセミナーの内容等に関し、近日中に警察関係者と打ち合わせを行います。
3.ザブングルに対する弊社の対応について
弊社の聞き取り調査に対し、本人は、当初より、細かな経緯とともに入江氏より各自それぞれ7万5000円の金銭を受領した旨申告し、反省の弁を述べておりました。弊社としてはすべてを速やかに発表する予定でおりましたが、弊社の発表に先立ち、本件に関係する他のタレント及びその所属事務所より金銭の授受がない旨の発表があったことから、再度、事実関係を慎重に確認の上、先月24日に改めて金銭授受の事実を公表させていただきました。
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