京都向日市死体遺棄 “共犯”市役所職員が望んでいた「担当替え」

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  • 乾元
  • 19/06/19 22:05:23

 6月12日、女性の遺体を白いガムテープでグルグル巻きにし、遺棄した疑いで京都府向日市の橋本貴彦容疑者(55)と余根田渉容疑者(29)が逮捕された。捜査関係者がいう。

「橋本は過去に複数回、女性を死なせているいわくつきの人物です。まず傷害致死で服役。1995年に出所後も女性への傷害などで数度服役。そして2006年、女性を殴り殺し傷害致死で11年の実刑。シャバに出ると女性に暴行しては刑務所に入ることを繰り返してきた男です。前科10犯は下らない」

 橋本容疑者は、「交際相手の女を殴ったら死んでしまった」と供述しているが、死体遺棄を手伝い、共犯として逮捕されたのが、向日市職員の余根田容疑者だったことは、世間を驚かせた。余根田容疑者は、生活保護のケースワーカーを務め、逮捕時は101人を担当。その中の1人が橋本容疑者だった。

「余根田は取り調べに対し、『(橋本に)前科があると聞いて逆らえなかった』と供述しています」(同前)

 余根田容疑者が担当していた別の生活保護受給者が、彼の印象を語る。

「真面目な人で、いつも冗談交じりに話をしてくれる純朴な青年という印象」

 そんな余根田容疑者が、些細なことで激高するクレーマーとして悪評紛々だった橋本容疑者に追い詰められていく様子を、市役所関係者が明かした。

「橋本さんから日に何度も電話がかかってきて『こんな金で暮らせるか』などと何時間も怒鳴られていた。『担当を替えてほしい』と漏らしたこともあった。今年に入って『言うことを聞かないと何されるかわからない』と言い始め、今月頭、顔色が悪かったので『大丈夫?』と聞いたら笑顔で『分からへん』と答えた。普通じゃない感じがしました」

 向日市役所の担当者は週刊文春の取材に対し、「担当替えの要請は把握していません。受給者から何度も電話がかかってくるのは彼だけでなく、大なり小なりよくある話なんです」などと回答した。

 近隣店舗関係者が証言する橋本容疑者のクレーマーぶりなど、詳しくは6月20日発売の「週刊文春」で報じている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2019年6月27日号

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