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- 19/03/16 15:25:04
スーパーマンの故郷・惑星クリプトンが滅亡する2世代前が物語の海外ドラマ『クリプトン〈シーズン1〉』のBlu-ray&DVDが4月19日にリリースされる。同日にレンタルとデジタル配信も開始され日本初上陸を迎える。スーパーマンたちヒーローは、もとは“アメコミ”からスタートしたが制作過程や成り立ちは、日本とは大きく異なっている。現在公開されている映画『アクアマン』や、『シャザム』(4月19日公開)など新しいヒーロー映画を目にする機会も増えている中、彼らの源流をたどっていく。
■日本とアメリカの“コミック”の違いとは
日本のコミックといえば、分厚さがあるも片手で収まり、基本的には白黒で、多くのジャンルが揃っている。一方、アメコミの多くは日本の3倍ほどの大きさで、ページはほとんどが32ページで構成されており、中身はフルカラーで写実的、画集に近い見た目になっている。さらに価格は1000円ほどで日本の倍以上、内容もヒーローものが多い。
面白い違いとしては、冊子の綴じ方が挙げられる。日本語は縦書きの場合、右上から左下に向かって読み進めていくので、冊子は右側はとじられていることが一般的だが、英文は横書きのため、左上から右上に読み進めていくため、冊子は左側がとじられている。
■日米で正反対!?コミックの作り方は…
日本のコミック制作過程は、1人の漫画家がキャラクター、世界観、ストーリーを考えていくことが多い。もちろん、アシスタントを迎え入れている漫画家もいるが、役割としては、ペン入れ、ベタ塗り、トーン貼りなど、物語の形成に直接的に関わるようなことはあまりない。一方、アメリカでは複数の作家が世界中にいて、ひとつのタイトルをバトンタッチ形式で描くことで何年も連載する。そのため、キャラクターの設定に微妙な違いがあったり、表紙と中身の画のタッチが違うこともよくあるケースだ。
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