- なんでも
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■あなたはどのタイプ?
では、それぞれの親がどのように子どもに接しているのか、この研究を参考に筆者なりに考えてみました。皆さんはどのタイプでしょうか?
<1. 支援型>
支援型の両親は、子どもを信頼し、子どもに対する関心が深く、子どもとの時間を大切にします。
子どもをよく観察し、子どもの自主性を重んじ必要な時には手を差しのべる。
子どもの好奇心を大切にし、子どもの疑問には答えではなくヒントを与えて考えさせる。
生活の中で子どもと一緒に過ごす時間を大切にし、ものを与えることより経験を大事にする。
⇒このような親に育てられた子どもは、高学歴・高収入で、人生に対して前向きで幸福を感じ、全体としてより良い人生を歩みます。
<2. 厳格型>
厳格型の両親は、子どもに多くのルールを科し、子どもの自主性より親の敷いたレールを歩ませることに重点を置きます。
親の価値観こそが絶対だと考え、それに従わせようとする。
厳しいルールを与え、子どもの自主性や自立よりも親の言いつけやルールに従うことを大事にする。
ルールを守り規則正しい生活習慣を身に付けさせる。
⇒このような親に育てられた子どもは、学校では行儀もよく優等生で、将来平均より金持ちになります。でも、本人が幸福だと感じることが少なく、より多くのストレスを感じがちです。
<3. 迎合型>
迎合型の両親は、子どもに甘く、子どもと過ごす時間も平均です。
子どもと友達のような関係で、子どもに嫌われたくないという気持ちが強い。
ある意味子どもを信頼し子どもに厳しく接することはない。
子どもと一緒に過ごす時間は比較的多い。
⇒このような親に育てられた子どもは、ある程度の学歴や所得を得ますが、前向きな思考や幸福感を感じることは少なくなりがちです。
<4. 平均型>
すべて普通。可もなく不可もなくというところ。
子どもに関心がないわけではないが、深い愛情を感じて接するという態度でもない。
親として責任は果たすが、やるべきことを義務的にやっているという感じ。
⇒このような親に育てられた子どもは、学歴や所得はある程度見込めても、前向きな姿勢は感じられず、幸福感を感じることも少なくなりがちです。
>>2に続く- 0
18/10/06 16:37:36