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第12週「絶対何とかなるから!」
12月17日(月)
脱税の容疑で進駐軍に逮捕され、実刑判決を受けた萬平さん。課せられたのは重労働4年と罰金7万円。
妊娠4か月で、身重の福ちゃんは萬平さんが収容された刑務所に向かい、罰金を工面する方法を相談しますが、良い案が浮かびません。
会社を諦めないといけないと嘆く萬平さん。状況を打開するため、法律の専門家の力が必要な中、近所の食堂で紹介されたのは…
●7万円の罰金を払えない現状なので刑務所の萬平はダネイホン事業売却して資産整理をする弁護士を見つけるように福子に頼み、福子は真一や神部と相談した
●食堂「やまね」の店員・美代子の紹介で弁護士の東(菅田将暉)を紹介される
★当時の7万円は今の700万円ほどの貨幣価値
12月18日(火)
福ちゃんが紹介された弁護士の先生を訪ねると、人見知り気味の東先生に出会います。東京帝大を首席で卒業したすごい人と聞いても、どこか頼りない東先生。おまけに資産整理はやったことがないと言います。
しかし困惑する福ちゃんを前に、東先生は担当を直訴。まずは罰金7万円の支払い方法を考えることに。東先生は萬平さんの逮捕は世間への見せしめだと考え…
●東京の子会社を売却してダネイホンの販売権を売れば7万円を捻出できるし、大阪の本社は存続できる
…そんな東の提案で売却して罰金7万円を支払った
●「戦後の混乱で脱税が横行していたので目立っていたダネイホンを見せしめにしたのだ、不服申立ては軍事裁判だから受理されない」と東は言う
12月19日(水)
東先生の提案でダネイホンの販売権を売った利益で罰金7万円を支払うことに。
さらに福ちゃんは4年の刑期を少しでも短くできないかと東先生に頼み込みます。しかしすぐには良い方法は見つかりません。
そうしているうちに、東京支社を引き払う日がやってきます。福ちゃんは真一さんたちと共に志半ばで帰阪。すると追い打ちをかけるように財務局から連絡が…
●東京財務局から追徴課税の10万円の取り立てが発生。払えなければ土地も没収。建物も差し押さえられてしまう
12月20日(木)
東京財務局から課せられた罰金について、刑務所の萬平さんと東先生が面会して相談。2人とも不当な課税なので払う必要がないと考えますが、このままだと泉大津の会社が差し押さえられる危険が。
そこで東先生が萬平さんの怒りを買いながら、思いもよらぬ提案をします。2人の間に走る亀裂。そして明らかになる東先生の隠された過去とは…
●東京財務局からの罰金の回避するため東からの「会社の解散」「ダネイホンの商標売却」の提案に会社を守りたくて反対していた萬平は結局、東に従いダネイホンの商標を売却して会社も解散となる
●東の妹が栄養失調で死にかけた時にダネイホンに助けられた「このままではダネイホンがこの世から去ってしまうと多くの人を救えなくなる」と東は萬平を説得した
12月21日(金)
財務局の差し押さえを逃れるため、萬平さんと福ちゃんは「たちばな食品」の解散を決めます。
そして罰金の支払い方法を相談しに、お世話になっている大阪経済会の重鎮・三田村さんを訪ねます。
ところが福ちゃんと東先生の前に現れた三田村さんは病に倒れて療養中。これまでの経緯を報告すると、三田村さんは東先生と二人きりを望み…
●ガンで余命短い三田村は最後の仕事としてダネイホン商標売却先の大阪の会社を探してくれた(萬平の希望で売却先は大阪の会社を望んでいた)
12月22日(土)
財務局の罰金を支払うため、福ちゃんと東先生は三田村さんから紹介された会社に、ダネイホンの商標と製造方法を売り込もうとします。
売却先が決まった段階で会社は解散。みんなはバラバラに。一方、財務局では「たちばな食品」に対し、差し押さえの準備を始めます。福ちゃんはその前に売却先を見つけ、自らの手で「たちばな食品」の区切りを付けられるのか…
●三田村の紹介で北浜食品が12万円で売却した
●三田村、世良、東の紹介で従業員たちは再就職先も決まり、福子は克子の家に住まわせてもらう
●売却先の北浜食品に神部ら9人が移籍した
●真一は証券会社の退職金があるのでしばらく休むことに
●解散2日後、財務局がやって来た時には会社は空っぽで。事務室に東が待ち構えていて、「会社は畳んだ」と告げた- 0
18/12/16 17:20:43