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第11週「まんぺい印のダネイホン!」
12月10日(月)
萬平さんたちが進駐軍から釈放されて帰ってきます。
しかし喜びもつかの間、塩の専売局から取引停止の連絡が。無実になっても「たちばな塩業」の悪いイメージは払拭できません。
立ち尽くす萬平さんに、福ちゃんは「ダネイホン作りに専念すべき」と提案します。
「他に競合のないダネイホンなら売れる」と考えたのです。
賛否両論の中、萬平さんの出す結論とは…
●萬平の決断で製塩をやめてダネイホンの販売に専念することになる
●社名を「たちばな栄養食品」に変更
12月11日(火)
ダネイホン作りに専念することにした萬平さん。
同時に販売先の全国展開を狙います。ただそのためには現状の味では難しく、もっと美味しくしないと売れません。
早速、ダネイホンの改良を始めますが、すでに色んな食材を試していて、良いアイデアが浮かびません。
東京に支社の設置も計画される中、行き詰まった萬平さんに対して、福ちゃんが…
●ダネイホンの味付けを「ワカメでなく昆布」という福子からのヒントで味が向上した
12月12日(水)
東京進出の準備を始めた萬平さん。店舗となる物件を見つけ、派遣する社員を選別。
業務と平行して、夜間学校に通わせてあげようと、戦争中に満足な教育を受けられなかった若手メンバーを抜擢します。彼らのリーダーとして神部さんも。でもタカちゃんと恋仲の神部さんは複雑な気持ち。
そんな中、東京進出を成功させる切り札として、世良さんが提案したのは…
●高校卒業後に神部との結婚を考えていたタカだが、忠彦は大学卒業後でも遅くないと反論していた
●東京に子会社の設立に鈴は「東京の人は冷たい」と反対するが、亡霊の咲に説得される
●世良の提案で広告宣伝と、病院以外に一般の人にも老舗デパートを通じて売ることになる
12月13日(木)
世良さんの提案でダネイホンを売り出す宣伝広告を作ることに。それは福ちゃんがナレーションを、萬平さんがモデルを務める看板です。
収録の日、初めての経験に緊張する福ちゃん。でも緊張しながらも見事、一発OKで宣伝文句をうたったナレーションを取り終えます。
ところが問題は萬平さん。カメラを前に笑顔は引きつったまま。しまいに撮影を拒み始め…
●結局福子のナレーションのレコードを全国の商店街にかけて宣伝する効果と萬平のキャラクターのホーロー看板の効果でダネイホンの宣伝は成功する
12月14日(金)
東京支社でダネイホンの販売が開始。すると予想を超えた売り上げを記録します。順調な門出に、約束通り、東京支社の若手メンバーを夜間学校に通わせることに。
一方、大阪に残されたタカちゃんは神部さんの心変わりを心配。神部さんはタカちゃんを慰めるため、毎晩手紙を書き続けます。
そんな時、ダネイホンの偽物が市場で見つかって…
●東京支社には真一と神部と、戦時中に教育を受けてなかった若手社員の堺らの5人も行くことに
●東京進出から3ヶ月で偽物「ダネイボン」が出回り、世良が偽物業者に怒鳴り込んで退散したものの偽物がこの先また出回るのを阻止するため世良のアドバイスで萬平は大学病院のお墨付きをもらうために東京に向かう
12月15日(土)
ダネイホンの偽物対策で上京する萬平さん。出発前、福ちゃんのお腹に二人目の赤ちゃんができたことがわかり、ニヤニヤが止まりません。
久しぶりに再会した東京支社のメンバーたちと今後の展望を熱く語り、希望にあふれる夜、一本の電話が。
翌朝、大阪の福ちゃんにも電話。この電話をきっかけに、福ちゃんと萬平さんに最大の危機が…
●京泉大学病院の推薦をもらいダネイホンの売上が上がった
●萬平が脱税容疑で2度目の進駐軍に逮捕される
戦時中に学校に行けなかった社員に夜間学校への奨学金が給料とみなされたからだ
●裁判に萬平がかけられて実刑判決で有罪となり重労働4年、罰金7万円となり、刑務所に収監された
たちばな栄養食品には7万円という大金は用意できなかった…- 0
18/12/09 17:40:30