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- 18/07/25 19:11:01
炊飯器やホームベーカリーの分野にまで広がっている“糖質制限”ブームの中、北海道の巨大コッペパン専門店「でぶぱん」がその唯一無二のハイカロリーメニューを展開し、ネットでも話題になっている。「超えちゃいけない一線を超えたパン屋さん」などと称賛されている話題の「でぶぱん」店長の松本純氏に大ヒットの背景や、現在の糖質制限ブームについて聞いた。
すき焼きからチョコミント激盛りまで、“でぶ”まっしぐらでも食べたい全メニュー
■「批判は覚悟のうえ」…結果は製造が追いつかないほどの大反響
北海道・札幌市北区に6月2日、「でぶぱん」がオープン。日本最大級の規格外サイズの特製コッペパンに、クリームやたっぷりの具材をサンドしたハイカロリーの商品をラインナップしている。オープンして早々に連日行列となり、『ガイアの夜明け』(テレビ東京)でも取り上げられるなど話題を呼んでいる。
――非常にユニークなコンセプトのパン屋さんだと思います。「でぶぱん」という店名も“ギリギリ”をいってます(笑)。お店を作る際に、ネーミングの意図やどういった想いで「でぶぱん」ができたのか教えてください。
【松本店長】地元の方に愛され、札幌の名物パンを作りたかったんです。親しみやすいコッペパンを今風の様々な具材を挟み老若男女問わず大きな口で頬張ってほしいという想いがありました。その為、インパクトのある大きなパンを考案し、それをストレートに表現したのが『でぶぱん』という店名です。でぶっちょで太ったかわいいパンをストレートに表現した店名となります。正直、賛否両論は覚悟していました(笑)。
――オープンしてから連日の行列ということです。反響はいかがでしょうか?
【松本店長】営業時間は20時までなのですが、6月5日にオープンしてから1ヶ月近く、売り切れてしまってラストまで営業したことがないです。そのほか、福岡からでぶぱんの写真を撮りに買いに来てくださったご夫婦がいましたし、オープン直後に有名YouTuberの方にも来店いただきました。オープン当初から、予想の2倍の売上で、オープニングスタッフでは足りず、オープン後1週間で募集をかけたりと、反響は実感しています
――また、リッチな食材使い(サンドする具・クリーム)のメニューは作るのも大変かと想像します。「でぶぱん」の営業で大変な点はどういうところでしょうか?
【松本店長】通常のパン屋さんの3倍の食材を仕入れていて、1ヶ月でイチゴジャムを133キロ使用したりしましたが、それよりも一番大変なのが“パンの製造”です。パンが大きい分オーブンで焼ける量が通常より少ない為、お客様の購入数に対して製造が負けないように毎日必死です。製造スタッフ全員腕の筋肉がかなりつきました(笑)
――どういうポイントがお客さんの心を掴んでいると思いますか?
【松本店長】コッペパンという誰もが食べたことがある親しみやすさに加え、キャラクターの愛嬌なども影響しているかと思います。また、コッペパンのしっとり感やふわふわ感も評価いただいています。メニューの種類の多さもリピートに繋がっていると思っています。
つづく
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